1836年

ウィリアム・ゴドウィン

(1756 - 1836)

政治評論家

政治評論家
イギリスの政治思想家・作家。無政府主義の先駆者。
ウィリアム・ゴドウィン(1756年–1836年)は、イギリスの政治思想家・小説家です。 1793年に刊行した『政治正義論』において国家権力の否定や個人の理性を重視する無政府主義的立場を唱えました。 社会改革や教育の必要性を説き、後のリベラリズムやアナーキズムに大きな影響を与えました。 私生活ではメアリー・ウォルストンクラフトの娘マリー・シェリーと結婚し、芸術家の家族としても知られます。 その著作は19世紀以降の政治理論や文学に多方面から引用され続けています。
1836年 ウィリアム・ゴドウィン 1756年
1928年

アレクサンドル・ボグダーノフ

(1873 - 1928)

内科医、哲学者

内科医 哲学者
ロシアの内科医・哲学者で、マルクス主義理論家としても活動し、血液研究や組織論の先駆者。
1873年、ベッサラビア(現モルドバ)に生まれ、モスクワ大学で医学を修めた。 医師として血液浄化や輸血の研究を行い、自ら被検体となる実験も行った。 哲学者として一般組織論(テクトロジー)を提唱し、サイバネティックスの先駆けとされる理論を築いた。 マルクス主義運動にも関わり、レーニンと思想的対立を繰り広げた。 1928年、輸血実験中のトラブルが原因で逝去し、その功績と生涯は今なお語り継がれている。
1928年 アレクサンドル・ボグダーノフ 内科医 哲学者 1873年
2022年

ひろさちや

(1936 - 2022)

宗教評論家、仏教思想家

宗教評論家 仏教思想家
日本の宗教評論家・仏教思想家。多くの著作を通じて仏教思想の普及に努めました。
1936年東京都生まれ。東京大学仏教学科を卒業後、宗教評論の分野で活動を開始し、仏教思想を平易に解説する著作を多数執筆しました。 宗教の普遍的な価値を追求し、仏教にとどまらない幅広い視点での評論が特徴です。 テレビやラジオ番組にも出演し、宗教や哲学をテーマにした対談や解説で多くの聴衆を魅了しました。 海外の宗教研究者とも積極的に交流し、国際的な視野で宗教文化の理解を深める活動を行いました。 晩年まで執筆や講演を精力的に続け、日本の宗教文化の普及と発展に大きく貢献しました。
ひろさちや 1936年