1896年

第1回近代オリンピック(アテネオリンピック)開幕。4月15日まで。

第1回近代オリンピックがギリシャ・アテネで開幕しました。 国際スポーツ復興の幕開けです。
1896年4月6日、古代オリンピック発祥の地アテネで第1回近代オリンピックが開幕。 国際オリンピック委員会の設立後、29か国から約240人の選手が参加しました。 陸上競技、水泳、自転車競技など9種目43競技が行われ、優勝者にはオリーブ冠が授与されました。 ギリシャ国民やヨーロッパ各地から多くの観客が詰めかけ、盛大な開会式が催されました。 この大会は後のオリンピックの原型となり、国際スポーツ交流の基盤を築きました。
1896年 近代オリンピック アテネオリンピック 4月15日
1952年

大村競艇場にて競艇が初開催される。

長崎県大村市にある大村競艇場で、公営競技としての競艇が初めて開催された日です。
ボートレース(競艇)は1952年に大村湾に面した大村競艇場で初めて開催され、公営競技として人気を博しました。競艇は日本独自のモーターボート競技であり、6隻の選手が1周600mのコースを周回して順位を競います。初開催日は6隻の選手が出場し、スリリングなスタートや旋回技術が観客を魅了しました。以降、全国に競艇場が整備され、地方自治体の財政収入源としても重要な役割を果たすようになりました。大村競艇場は現在も多くのファンを集める主要な競艇場の一つです。
1952年 大村競艇場 競艇
1987年

MLB、ロサンゼルス・ドジャースのゼネラルマネージャーであるアル・キャンパニスが黒人差別と疑われる発言を行い、2日後に辞任。

1987年4月6日、ロサンゼルス・ドジャースのGMアル・キャンパニスが番組で差別的発言を行い、同球団ゼネラルマネージャーを辞任しました。
アル・キャンパニスはメジャーリーグ屈指の強豪チーム、ロサンゼルス・ドジャースのゼネラルマネージャーとして長年活躍してきましたが、テレビ番組出演時に「黒人選手は運動能力は高いが判断力に劣る」といった人種差別的と受け取られる発言を行いました。この発言は即座にMLBやメディア、ファンの間で大きな非難を呼び、球団およびリーグ内で人種問題への意識が再燃しました。キャンパニスは発言後わずか2日で辞任を余儀なくされ、MLB全体でダイバーシティや人種平等の重要性が改めて議論される契機となりました。なお、彼自身は後に発言を謝罪し、誤解であったと釈明しています。この事件はスポーツ界における人種問題の難しさを浮き彫りにし、GM職を含む経営層の発言・行動に対する社会的責任が強く問われる転機となりました。
1987年 MLB ロサンゼルス・ドジャース ゼネラルマネージャー アル・キャンパニス
2004年

この年メジャー移籍した松井稼頭央(当時ニューヨーク・メッツ)がアトランタ・ブレーブス戦で、メジャー史上初の開幕戦・新人・初打席・初球本塁打を記録。

2004年4月6日、松井稼頭央がメジャー移籍初戦で史上初の開幕戦・新人・初打席・初球本塁打を放ちました。
松井稼頭央は日本プロ野球で卓越した成績を残し、2004年にニューヨーク・メッツへ移籍しました。4月6日のアトランタ・ブレーブス戦で、彼はメジャーリーグデビューを飾り、初打席に投じられた初球を豪快に本塁打としました。この一打は、開幕戦で新人選手が初打席初球で本塁打を放つ史上初の快挙として記録に残りました。松井はその後も多彩な守備とバッティングで活躍し、日本人野手としてメジャーリーグ定着への新たな道を切り開きました。この出来事は日米野球交流の歴史における重要なマイルストーンとされています。
松井稼頭央 ニューヨーク・メッツ アトランタ・ブレーブス 開幕戦 本塁打