寛永10年2月28日
第一次鎖国令。江戸幕府が、奉書船以外で海外渡航・海外に長期在住した日本人の帰国を禁止。
1633年4月6日、江戸幕府が第一次鎖国令を発布し、奉書船以外の海外渡航を禁止した。
寛永10年のこの布令により、一般の日本人の海外渡航と海外長期滞在からの帰国が禁止された。
貿易は従来のオランダ商館と長崎奉書船に限定され、日本の国際窓口を厳格化した。
幕府はキリスト教禁圧と国家統制の観点から国際交流を制限した。
この政策はのちの鎖国体制確立への一歩となり、約200年続く孤立を招いた。
江戸時代の社会構造や経済にも深い影響を与えた歴史的布令である。
1633年
寛永
2月28日
鎖国
奉書船