1994年
福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」が初めて臨界を達成。
福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」が初臨界に達しました。
1994年4月5日、福井県敦賀市にある日本原子力研究所の高速増殖炉「もんじゅ」が初めて臨界状態に到達しました。もんじゅはプルトニウムを燃料として中性子を増殖させる実証炉として期待されました。臨界達成は日本の核燃料サイクル技術の一大マイルストーンとされました。しかしその後、技術的問題や事故、長期停止を繰り返し、実用化は困難を極めました。研究成果は一定の知見をもたらしたものの、運転停止期間が長期化し、廃炉へと進む最終判断が注目されました。
1994年
福井県
敦賀市
もんじゅ
臨界