1915年
広島県産業奨励館(のちの原爆ドーム)竣工。
広島県産業奨励館(後の原爆ドーム)が竣工し、見本市会場として開設。
1915年4月5日、広島県産業奨励館が竣工し、産業振興を目的とした見本市や展示会の施設として開館しました。
建物はチェコ出身の建築家ヤン・レッツェルが設計し、ルネサンス様式を取り入れた鉄筋コンクリート構造でした。
織物や機械、農産物など多彩な地元産品の展示が行われ、企業誘致と技術交流を促進しました。
1934年には中央公会堂として文化イベントや講演会も開催されました。
1945年8月6日の原爆投下で被爆しながらも外壁が残存し、後に「原爆ドーム」として平和記念碑に指定されました。
現在はユネスコ世界文化遺産に登録され、多くの訪問者を集める平和の象徴となっています。
1915年
原爆ドーム