大瀬まつり

国・地域: 日本

静岡県沼津市にある大瀬神社の例祭。長襦袢をまとい顔を白塗りにした青年達が乗った踊り船が大瀬神社へ参拝に出港し、女装した青年達がお囃子に合わせて賑やかに踊る。踊り船が岸壁に到着すると、船から海へ俵を投げ、それを泳いで拾った青年たちが、神社に大漁と航海の安全を祈願する。

沼津市の大瀬神社で行われる春の例祭です。踊り船や俵投げなど独特の伝統行事が見どころです。
静岡県沼津市の大瀬神社で毎年4月4日に行われる例祭です。 白塗りの青年が長襦袢姿で踊り船に乗り込み、お囃子に合わせて華麗に舞踊します。 踊り船が岸壁に到着すると海へ俵を投げ、大漁と航海安全を祈願します。 女装した青年たちの美しい舞と勇壮な海中行事が融合した独特の祭です。 地元住民や観光客で賑わい、春の訪れを祝う風物詩となっています。
日本 静岡県 沼津市 大瀬神社

護王大祭

国・地域: 日本

京都市上京区にある護王神社は、和気清麻呂とその姉和気広虫を祀る。和気清麻呂は、延暦18年2月21日(799年4月4日)に亡くなっており、命日に大祭が営まれる。神護景雲3年(769年)「道鏡を皇位につければ、天下泰平となる」という宇佐八幡宮(現・大分県宇佐市)の神託があったと、うその神託をでっちあげた弓削道鏡に対し、和気清麻呂が勅使として宇佐八幡宮に赴き神託を受け、弓削道教の企みを退けた宇佐八幡宮神託事件に因む。本殿前で祭典が行われた後、京都御所の建礼門前で「宇佐神託奏上ノ儀」が行われる。

和気清麻呂を偲ぶ護王神社の大祭です。宇佐八幡宮神託事件にゆかりのある儀式が執り行われます。
京都市上京区の護王神社で毎年4月4日に行われる「護王大祭」です。 和気清麻呂の命日を偲び、姉・広虫とともに祀る神事が行われます。 本殿前の祭典に続き、京都御所建礼門前で「宇佐神託奏上ノ儀」が執り行われます。 769年の宇佐八幡宮神託事件に関する歴史的背景を伝える重要な儀式です。 武運長久や国家安泰を祈願し、多くの参拝者が訪れます。
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