04月04日

出来事 - 戦争・紛争

1884年

ボリビアとチリが太平洋戦争の休戦条約・バルパライソ条約を締結。

ボリビアとチリが太平洋戦争を終結させるバルパライソ条約を締結した。
1884年、太平洋戦争（1879-1884年）を戦ったボリビアとチリがバルパライソ条約を締結し、休戦した。 条約により定められた国境線や賠償条件をもって紛争は正式に終結した。 戦争で失われた領土問題は一応の決着を見たが、両国関係には影を残した。 この和平協定は南米の地政学に大きな影響を与え、地域の安定化に寄与した。 両国の国民生活の再建と経済復興への道筋が開かれた歴史的協定である。
1884年 ボリビア チリ 太平洋戦争 バルパライソ条約
1975年

ベトナム戦争: アメリカ軍が南ベトナムの孤児をアメリカ合衆国本土などに避難させる作戦・オペレーション・ベビーリフトを開始。第1便の飛行機が墜落し、78人の子供を含む130人以上が死亡。

ベトナム戦争末期、アメリカ軍が孤児を本土へ避難させる「オペレーション・ベビーリフト」を開始しました。
1975年4月4日、ベトナム戦争下でアメリカ軍は南ベトナムの孤児をアメリカ本土やその他の受け入れ先へ避難させる「オペレーション・ベビーリフト」を開始しました。 この作戦は戦火から逃れる孤児の人道的支援を目的としていました。 第1便はカムランからバリー基地へ向けて出発しましたが、飛行中に貨物ドアが開くなどのトラブルが発生し墜落しました。 墜落事故では乗員を含む130人以上が死亡し、そのうち78人は子供たちでした。 この悲劇的な事故は作戦の見直しを余儀なくし、人道支援の難しさと航空安全の重要性を改めて浮き彫りにしました。
ベトナム戦争 南ベトナム オペレーション・ベビーリフト
2017年

シリアの内戦で、化学兵器の爆弾が使用され、子どもを含む70人以上が犠牲になる。

シリア内戦で化学兵器が使用され、多くの市民が犠牲となった日。国際社会に衝撃が走りました。
2017年4月4日、シリア内戦の激戦地であるイドリブ県カーン・シェイクフン近郊において、神経剤サリンを用いたとされる化学兵器が空爆により投下されました。子どもを含む70人以上が即死し、多数の住民が重篤な神経症状を呈しました。国連や各国政府は国際法違反として非難を強め、現地の人道危機がさらに深刻化。映像や報告は世界中に衝撃を与え、化学兵器禁止条約の重要性が再認識されました。これを契機にアメリカ合衆国は同地域へのミサイル攻撃を実施し、事態は新たな局面を迎えました。
2017年 シリア