04月04日の命日 - 政治家・指導者

1284年

アルフォンソ10世

(1221 - 1284)

カスティーリャ王

『賢王アルフォンソ』の名で知られるカスティーリャ王。学問と文化の振興に生涯を捧げた君主。

1221年にカスティーリャ王室に生まれる。1252年に王位を継承し、法典編纂や公文書のカスティーリャ語への翻訳を推進。天文学では『アルフォンソ天体表』を編纂し、ヨーロッパ科学に影響を与えた。宮廷文化の発展にも力を注ぎ、詩や音楽、演劇を保護。中央集権化を進める一方で、法学書の整備に取り組み、1284年4月4日に没する。後世、「賢王」と称賛される。

1284年アルフォンソ10世カスティーリャ王 1221年

1305年

フアナ1世

(1271 - 1305)

ナバラ女王、シャンパーニュ女伯

ナバラ女王シャンパーニュ女伯

ナバラ女王かつシャンパーニュ女伯。フランス王フィリップ4世の王妃として国際的同盟を強化した女性君主。

1271年にナバラ王家に生まれ、父ヘンリー1世の死により女王と女伯を継承。1284年にフランス王フィリップ4世と結婚し、政治的同盟を深める。二人の息子ルイ10世はフランス王に即位し、ナバラとの関係が密接に。宮廷文化の交流や法律整備に貢献し、国際的な影響力を発揮。1305年4月4日に没し、ヨーロッパ王室史に名を残す。

1305年フアナ1世ナバラ女王シャンパーニュ女伯 1271年

1536年

フリードリヒ5世

(1460 - 1536)

ブランデンブルク＝アンスバッハ辺境伯

フランケン地方を統治したホーエンツォレルン家出身の辺境伯。領地経営と文化振興に貢献した君主。

1460年にプロイセン貴族ホーエンツォレルン家に生まれる。1486年にアンスバッハ辺境伯領を相続し、領地統治を開始。都市の特権拡充や教会保護者としての役割を果たし、建築事業を通じて宮廷文化を発展させた。宗教改革初期の動向にも敏感に対応し、騎士団への影響力を維持。1536年4月4日に没し、後継者に平穏な統治を引き継いだ。

1536年フリードリヒ5世ブランデンブルク＝アンスバッハ辺境伯 1460年

1588年

フレゼリク2世

(1534 - 1588)

デンマーク王

16世紀のデンマーク・ノルウェー王。海軍力強化と天文学研究の支援で知られるルネサンス君主。

1534年にデンマーク王家ヴィッテンベルク朝に生まれる。1559年にデンマークとノルウェーの統治を開始し、王立造船所の設立や海軍拡充で国家防衛力を強化。宮廷に天文学者ティコ・ブラーエを迎え入れ、学術研究を奨励。宮廷音楽や美術の保護者としても活躍し、文化振興策を推進。1588年4月4日に逝去し、近代国家建設と学問振興に功績を残す。

1588年フレゼリク2世デンマーク王 1534年

1841年

ウィリアム・ハリソン

(1773 - 1841)

政治家、第9代アメリカ合衆国大統領

政治家第9代アメリカ合衆国大統領

第9代アメリカ合衆国大統領。在任32日で最短在任記録を持つ。

1773年、バージニア植民地に生まれる。軍人としてインディアン戦争で活躍し、名声を得る。 1836年に大統領選挙に初出馬し、1840年に大統領に選出。 1841年3月4日に就任したが、同年4月4日に肺炎により没し、在任期間はわずか32日。最短在任の大統領として歴史に残る。死後は大統領の殿堂入りを果たした。

1841年ウィリアム・ハリソンアメリカ合衆国大統領 1773年

1861年

ジョン・マクレーン

(1785 - 1861)

第9代アメリカ合衆国郵政長官

第9代アメリカ合衆国郵政長官。通信網の整備に尽力した法曹・政治家。

1785年、ペンシルベニア州に生まれる。弁護士として法曹界で活躍後、1823年に第9代郵政長官に就任。在任中は郵便制度の近代化と国内郵便路線の拡充に取り組む。 1829年から連邦最高裁判所判事に転じ、1861年まで司法に貢献。 1861年4月4日に逝去し、通信と司法両面で多大な影響を残した。

1861年ジョン・マクレーンアメリカ合衆国郵政長官 1785年

1923年

ユーリー・マルトフ

(1873 - 1923)

ロシアの社会主義運動家

ロシアの社会主義活動家で、メンシェヴィキ派の指導者の一人。

1873年、サンクトペテルブルクで生まれる。ロシア社会民主労働党に加入し、1903年の第2回党大会でメンシェヴィキ派を形成。第一次世界大戦中も反戦を主張し、思想的リーダーとして活動。ロシア革命後は亡命し、ドイツやフランスで執筆と運動を続けた。ベルリンで亡命マルクス主義者として講演や著述を行う。 1923年4月4日にベルリンで死去し、亡命マルクス主義者として記憶される。

ユーリー・マルトフロシア社会主義 1873年

1928年

二条基弘

(1859 - 1928)

貴族院議員

日本の公卿・貴族院議員で、明治から大正期に政務に携わった。

二条基弘は1859年に二条家に生まれ、明治維新後の近代国家形成期に貴族院議員を務めました。公家としての伝統を背景に、立憲政治の発展に貢献し、議会活動を通じて社会基盤の整備に携わりました。歴代の公卿と調整を図りながら、新政府の政策実現を支えました。貴族院内では教育や文化振興にも関心を示し、多岐にわたる委員会で活躍しました。晩年まで政務に携わり、1928年にその生涯を閉じました。

1928年二条基弘貴族院 1859年

1939年

ガージー

(1912 - 1939)

イラク王

イラク王国第2代国王として統治し、若くして崩御した君主。

ガージーは1912年にバグダードで生まれ、父ファイサル1世の後を継いで1933年に即位しました。在位中はナショナリズムを掲げ、イラクの独立と近代化を推進しました。対外関係では隣国との協調を図りつつ、内政改革にも意欲的に取り組みました。1939年4月4日、自動車事故により急逝し、その死は国内外で波紋を呼びました。短い在位期間ながらイラク王国の基礎を固めた人物として記憶されています。

1939年ガージーイラク王 1912年

1947年

ジェイムズ・ガスコイン＝セシル (第4代ソールズベリー侯爵)

(1861 - 1947)

政治家、貴族

政治家貴族

イギリスの保守党政治家で、第4代ソールズベリー侯爵を務めた貴族。

ジェイムズ・ガスコイン＝セシルは1861年に生まれ、第4代ソールズベリー侯爵位を継承しました。保守党所属の政治家として下院議員を経て、1900年代に外務大臣次官を務めました。その後、聖ミカエル・聖ジョージ勲章の総裁として名誉職を歴任し、帝国内外で活動しました。第一次世界大戦後の外交政策に影響を与え、貴族院での議論に寄与しました。1947年4月4日に逝去し、長年にわたる公的活動で知られています。

1947年ジェイムズ・ガスコイン＝セシル (第4代ソールズベリー侯爵) 1861年

1953年

カロル2世

(1893 - 1953)

ルーマニア王

ルーマニア王国の国王として統治し、混乱期の国家を収めた君主。

カロル2世は1893年に生まれ、1930年にルーマニア王国の国王に即位しました。在位中は立憲君主制の下で政党間の調停を図り、比較的安定した政治を維持しました。しかし第二次世界大戦の影響で政治状況は悪化し、1940年に退位を余儀なくされました。その後はポルトガルやスペインで亡命生活を送り、1953年にスペインで亡くなりました。彼の統治時代は賛否両論あるものの、歴史の転換期を象徴する人物として評価されています。

1953年カロル2世ルーマニア王 1893年

1965年

三善信房

(1882 - 1965)

政治家

明治から昭和期に活動した日本の政治家。

1882年に生まれ、内務省官僚としてキャリアをスタート。衆議院議員を歴任し、地方自治や社会福祉の充実に尽力した。地方政策の策定においてリーダーシップを発揮し、多くの法案成立に携わった。戦前・戦後を通じて政治改革に関わり、地方行政の近代化に貢献した。 1965年4月4日に逝去し、その公正な政治姿勢は高く評価されている。

1965年三善信房 1882年