04月04日

1785年

ベッティーナ・フォン・アルニム

(1785 - 1859)

作家

作家

ドイツの作家・詩人で、ロマン派文学の中で文学サロンを主宰した。

1785年にドイツのベルリン近郊で生まれる。ノヴァーリスやゲーテらと交流し、若くして詩や手紙の文集を発表。自伝的エッセイ『母の肖像』で知られ、女性の視点から家族や社会を描いた。文学サロンを主宰し、多くの作家や音楽家を支援。彼女の温かく人間味あふれる作風は当時の文学界に影響を与え、後のフェミニズム文学にもつながる。1859年に没し、その業績は現在も評価され続けている。

1785年 ベッティーナ・フォン・アルニム 作家 1859年

1846年

ロートレアモン伯爵

(1846 - 1870)

詩人、作家

詩人 作家

異端的な幻想と衝撃的イメージを織り交ぜた詩作で知られる、仏詩人。象徴派や超現実主義に影響を与えた。

本名イシドール＝ルシアン・デュカスとして1846年にウルグアイで生まれる。 パリで詩作活動を開始し、『ロートレアモンの歌曲』などの詩篇を発表。 奇怪で象徴的なイメージを多用し、後のシュルレアリスムに多大な影響を与えた。 短い生涯で数少ない詩作のみを遺したが、その独創性と美学は文学史に刻まれる。 1870年、24歳の若さで肺結核によりパリで死去。

1846年 ロートレアモン伯爵 詩人 作家 1870年

元治元年2月28日

二葉亭四迷

(1864 - 1909)

小説家

小説家

明治時代の小説家で、日本近代文学の先駆者。 代表作『浮雲』を執筆。

1864年に江戸（現東京）で生まれる。 英文学の翻訳や戯曲の執筆を手掛ける。 1890年代、日本の近代小説の基礎を築いた。 代表作『浮雲』は、近代的心理描写の先駆とされる。 自然主義文学の紹介にも尽力し、文体改革を推進。 1909年に逝去、享年45。

1864年 元治 2月28日 二葉亭四迷 小説家 1909年

1885年

中里介山

(1885 - 1944)

作家

作家

日本の小説家。大河小説『大菩薩峠』で知られる。

中里介山は大河小説『大菩薩峠』で知られる日本の小説家です。彼は明治期から昭和期にかけて多くの時代小説や随筆を発表し、軽妙な筆致で読者を魅了しました。『大菩薩峠』は連載に約40年を費やした長編で、その独自の世界観とユーモアあふれる語り口が特徴です。他の作品にも侠客や庶民生活を描いたものが多く、当時の文壇に新風を吹き込みました。戦後も評価され続け、現在でも多くの読書家に愛読されています。

1885年 中里介山 1944年

1894年

瀧井孝作

(1894 - 1984)

小説家、俳人

小説家 俳人

1894年 瀧井孝作 小説家 俳人 1984年

1914年

マルグリット・デュラス

(1914 - 1996)

作家、映画監督

作家 映画監督

フランスの作家・映画監督。小説『愛人』で国際的に高い評価を得た。

マルグリット・デュラスは1914年にインドシナ（現ベトナム）に生まれ、第二次世界大戦後のフランス文学を代表する存在となりました。独特の断片的な物語構成と繊細な心理描写を特徴とし、1959年の小説『愛人』で国際的な注目を集めました。また自ら脚本を手掛けて映画監督も務め、映像表現の分野でも独自の世界観を展開しました。彼女の作品は近代小説の枠を超えた実験的な試みとして評価され、多くの現代作家に影響を与えました。1996年に亡くなるまで活発に執筆と制作を続け、その革新性は今なお高く評価されています。

1914年 マルグリット・デュラス 作家 映画監督 1996年

1927年

若城希伊子

(1927 - 1998)

小説家、脚本家

小説家 脚本家

日本の小説家・脚本家。多彩な文芸作品と脚本を手がけた。

若城希伊子（1927年4月4日 - 1998年）は日本の小説家、脚本家。 戦後から昭和後期にかけて恋愛小説や社会派ドラマの脚本を執筆した。 独特の視点で人物の心情を描く作風が特徴で、読者や視聴者に親しまれた。 テレビドラマや映画の脚本を手がけ、多様なジャンルで活躍した。 その豊かな物語世界は後進の作家にも影響を与えた。

若城希伊子 脚本家 1998年

1932年

後藤明生

(1932 - 1999)

小説家

小説家

戦後日本を代表する小説家の一人で、社会の変化や人間ドラマを繊細に描いた作品で知られる。 鋭い観察眼とユーモアを交えた文体が特徴。

後藤明生（1932-1999）は、日本の小説家。 1959年に短編小説でデビューし、独自の視点で人間の内面を掘り下げる作風を確立。 戦後日本の社会変動や家族の機微を題材に、リアリズムとユーモアを融合させた作品を多数発表。 エッセイや評論でも鋭い観察眼を発揮し、文化評論家としても活躍。 日本文学の伝統と現代性を行き来する筆致で読者を魅了し、多くの文学賞にノミネートされる。 生涯を通じて幅広いテーマに挑戦し、没後も作品は読み継がれている。

後藤明生 1999年

1948年

ダン・シモンズ

作家

作家

アメリカの小説家。SF、ホラー、サスペンス作品で知られ、『ハイペリオンの没落』などでヒューゴー賞を受賞。

1948年にイリノイ州ピオリアで生まれる。 イリノイ大学で学んだ後、作家活動を開始。 『ハイペリオン』シリーズなど壮大な宇宙叙事詩で知られる。 SFだけでなくホラーやサスペンス、歴史小説も手がける。 『ハイペリオンの没落』でヒューゴー賞を受賞。 世界各国で翻訳出版され、多くの読者を魅了し続けている。

ダン・シモンズ

1953年

小山田春樹

アナウンサー、エッセイスト

アナウンサー エッセイスト

日本のアナウンサー、エッセイスト。ニュース番組と執筆活動で活躍。

日本のアナウンサーとしてテレビやラジオでニュースや情報番組の進行を担当。 柔らかな語り口と的確なコメントで好評を博した。 エッセイストとしても執筆活動を行い、人間味あふれる文章で読者を魅了。 多彩な視点から社会や日常について考察を深める作風が特徴。 後進の指導やメディア出演も精力的に行っている。

1953年 小山田春樹 エッセイスト