1911年

東京の日本橋が石橋に改築され開通式。

木製の日本橋が石橋に改築され、近代的な開通式が行われました。
1911年4月3日、東京の日本橋は木造から石造アーチ橋へと改築され、開通式が執り行われました。 この改築は明治期の都市近代化政策の一環で、耐久性と交通量の増加に対応する目的がありました。 石橋は重量車両の通行にも耐えうる構造とされ、新たな街のランドマークとなりました。 その後も日本橋は道路網の起点としての役割を維持し、経済活動の中心地としての地位を象徴しています。 現在の橋は戦後の再建を経て文化財にも指定され、歴史的価値を伝えています。
1911年 日本橋
1982年

石川県七尾市石崎町と同市能登島半浦町を結ぶため、七尾湾に架橋された能登島大橋が開通。

七尾湾に架橋された能登島大橋が開通し、石崎町と能登島半浦町が陸路で結ばれました。
1982年4月3日、石川県七尾市の石崎町と能登島半浦町を結ぶ能登島大橋が正式に開通しました。全長724メートルの橋梁は七尾湾を横断し、これまで船便に頼っていた人や物資の移動を大幅に効率化しました。地域の観光開発や経済活動にも好影響をもたらし、能登島はより身近な観光地として注目を集めるようになりました。橋の建設は道路網の整備を推進する日本の地方インフラ整備の一例としても評価されています。
1982年 石川県 七尾市 能登島 七尾湾 能登島大橋
1997年

山梨リニア実験線でのリニアモーターカー走行実験が開始。

山梨リニア実験線で日本初のリニアモーターカー走行実験が開始された。
1997年4月3日、山梨県の山梨リニア実験線でリニアモーターカーの走行実験が開始された。 この実験線は中央新幹線構想の一環として建設されたものである。 試験車両は超電導磁石を用いた浮上走行技術を検証し、加速や減速の安定性を確認した。 高速走行時の車体やガイドウェイへの影響などが評価され、騒音対策も併せて検討された。 実験結果は後のリニア中央新幹線開発に大きく寄与し、世界的にも注目を集めた。
1997年 山梨リニア実験線 リニアモーターカー
2007年

フランス国鉄のTGV POSを使用した特別編成による試験運行において、鉄輪式世界最速記録である574.8km/hを達成。

TGV POSを用いた試験列車が鉄輪式世界最高速度574.8km/hを記録した。
2007年4月3日、フランス国鉄(SNCF)のTGV POSを使用した特別編成による試験運行で、鉄輪式列車の世界最高速度574.8km/hを記録した。 試験はパリ東駅付近からストラスブール方面のLGV東線区間で行われた。 従来記録を大幅に更新する速度は車両の車体安定性や架線・軌道設備の耐久性を検証する目的もあった。 試験成果はTGV技術の信頼性を高め、次世代高速鉄道計画の推進力となった。 この記録は現在も鉄輪式鉄道の最高速度として保持されている。
2007年 フランス国鉄 TGV POS km/h