1950年
日本橋で都電と発煙硫酸などを満載したトラックが衝突。現場一帯に薬品が飛び散り、乗客や通行人81名がやけど、うち1名が死亡。
1950年、日本橋で都電と硫酸積載トラックが衝突し、薬品漏出による多数の負傷者が発生しました。
1950年4月3日、日本橋で都電と発煙硫酸などを満載したトラックが衝突する事故が発生しました。衝撃で薬品が飛散し、路面や乗客、通行人に浴びせかかりました。これにより通行人や乗客81名がやけどなどの負傷を負い、うち1名が死亡しました。事故現場は一時立ち入り禁止となり、救急・消防隊が出動して被害の拡大を防ぎました。この事故は都市部での危険物輸送管理の重要性を浮き彫りにし、以後の安全規制強化の契機となりました。
都電