文武天皇4年3月10日
道昭
(629 - 700)
法相宗の僧
法相宗の僧
飛鳥時代から奈良時代にかけて法相宗を体系化した高僧。
道昭(どうしょう、629-700)は、飛鳥時代から奈良時代初期の僧侶で、法相宗(瑜伽行唯識学)の研究者である。
若年期に渡唐し、玄奘三蔵の下で仏典を学び、日本に帰国後は仏教理論の講義を行った。
698年に薬師寺で「法相義」を著し、法相宗の教学を体系化した。
日本における唯識思想の基礎を築き、多くの弟子を育てた。
その学問的功績は後世の仏教研究に大きな影響を与え、奈良仏教の発展に寄与した。
700年
文武天皇
3月10日
道昭
法相宗
僧
629年