1862年

ジェイムズ・クラーク・ロス

(1800 - 1862)

海軍軍人、探検家

海軍軍人 探検家
イギリスの海軍軍人・探検家で、南極海域の探検で名を馳せました。ロス海やヴィクトリアランドを発見した業績で知られます。
ジェイムズ・クラーク・ロス(1800-1862)はイギリス海軍の軍人であり、極地探検家としても著名です。叔父のジョン・ロスと共に北極探検に参加した後、1839年から1843年にかけてHMSエレバス号とテラー号を率いて南極海域の探査を実施しました。これによりロス海やヴィクトリアランド、ロス氷棚などを発見し、地図に記録しました。磁気観測や海洋調査にも力を入れ、科学的なデータを数多く収集しました。探検後は海軍を退役し、王立協会の会員として海洋学や地球磁気学の研究に貢献しました。その功績によりナイトの爵位を授与されています。
1862年 ジェイムズ・クラーク・ロス 1800年