04月02日の誕生日 | calendar.web-standard.org

747年

カール大帝

(747 - 814)

カロリング朝フランク王国国王

フランク王国を統一し、西ヨーロッパの基礎を築いた中世最大の君主。800年にローマ皇帝に戴冠され、カロリング朝の黄金期を実現。

西ヨーロッパを再統合し、フランク王国の国力を飛躍的に強化した。 800年にローマ皇帝に戴冠され、「西洋の父祖」と称される。統治機構や法制を整備し、領国支配のモデルを確立。カロリング＝ルネサンスと呼ばれる学問・文化の振興を促進。死後はヨーロッパ全体にわたる影響力を残し、後世の君主たちに大きな理想像を提供。

747年カール大帝カロリング朝フランク王国 814年

永正8年3月5日

足利義晴

(1511 - 1550)

室町幕府12代将軍

室町幕府12代将軍として権力を継承。応仁の乱後の混乱を収束しようと努力した。

12代将軍として1538年に征夷大将軍に任命される。応仁の乱の後始末に苦慮し、幕府権威の回復を図った。管領細川氏や内紛を調停し、京都での権力基盤を維持。茶道や連歌など文化面にも関心を示し、寺社保護政策を推進。息子義輝に将軍職を継承するまで10年以上の治世を果たした。幕府の弱体化が進む中での指導力が評価される。

1511年永正 3月5日足利義晴将軍 1550年

1545年

エリザベート・ド・ヴァロワ

(1545 - 1568)

スペイン王フェリペ2世の妃

フランス王アンリ2世の娘で、スペイン王フェリペ2世の最初の王妃。国際政治の要として生涯を過ごした。

フランス王フランソワ1世と王妃クロードの五女として1545年に生まれる。 1559年、フェリペ2世と政略結婚し、両国の同盟関係を強化。スペイン宮廷で温厚な性格と教養の深さで知られた。子は残せなかったが、文化交流や芸術支援に貢献。 1568年に28歳で死去し、その短い生涯は伝統と政治的役割に彩られた。

1545年エリザベート・ド・ヴァロワフェリペ2世 1568年

1618年

フランチェスコ・マリア・グリマルディ

(1618 - 1663)

数学者、物理学者

数学者物理学者

イタリア出身の数学者・物理学者。光学研究で先駆的な業績を残した。

イタリアのジェノヴァで生まれ、イエズス会で学問を修める。光の回折現象を初めて観察・記録し、「グリマルディの回折」と呼ばれる。同時代のホイヘンスらと並び、17世紀光学の発展に寄与。天文学分野でも月面観測記録を残し、月の地形研究を深化。数学では解析学の初歩的研究を行い、学界に影響を与えた。

1618年フランチェスコ・マリア・グリマルディ数学者物理学者 1663年

1647年

マリア・ジビーラ・メーリアン

(1647 - 1717)

生物学者、画家

生物学者画家

ドイツ出身の博物画家・昆虫学者。昆虫の生活史を詳細に描いた先駆者。

1647年、フランクフルト近郊で生まれる。昆虫の変態過程に強い興味を抱き、観察記録を図版入りで出版。南米スリナムでの探検旅行では多数の新種を発見し、記録を残した。博物図譜『昆虫変態図鑑』は、視覚的かつ科学的価値が高い。女性として科学・芸術両面で認められた稀有な存在。 1717年に死去、その業績は後世の博物学に大きな影響を与えた。

1647年マリア・ジビーラ・メーリアン生物学者画家 1717年

1725年

ジャコモ・カサノヴァ

(1725 - 1798)

探検家、作家

探検家作家

イタリアの冒険家・作家。数々の恋愛遍歴と回想録で知られる。

1725年、ヴェネツィアで生まれる。軍職、外交官、法曹官など多彩な職を歴任。数百人に及ぶ恋愛遍歴を持ち、『私の生涯』で生々しく描写。旅先での冒険や宮廷スキャンダルに巻き込まれた逸話が多い。文学作品としても価値が高く、後世の自伝文学に影響。 1798年に没するまで、欧州各地で自由奔放な生き方を貫いた。

1725年ジャコモ・カサノヴァ探検家作家 1798年

1770年

アレクサンドル・ペション

(1770 - 1818)

政治家、ハイチ大統領

政治家ハイチ大統領

ハイチの独立戦争指導者、初代大統領。新生国家の基礎を築いた核心人物。

1770年にサン＝ドマングで生まれる。 1804年のハイチ独立後、革命政権に参画し要職を歴任。 1807年に大統領に就任し、国家統一と財政再建を推進。アメリカやヨーロッパとの国交樹立に努め、国際承認を拡大。土地改革や農業振興策を導入し、国内経済の基盤を整えた。 1818年に死去後もハイチの建国の父として称えられる。

1770年アレクサンドル・ペション政治家ハイチ 1818年

1792年

フランシスコ・デ・パウラ・サンタンデル

(1792 - 1840)

政治家

コロンビアの政治家・大統領。共和国初期の建設に尽力した。

1792年にコンドバで生まれる。スペインからの独立戦争に参加し、将軍として活躍。 1810年代、コロンビア共和国の建国を支え、政治改革を推進。初代大統領として行政・司法制度の整備に尽力。教育普及やインフラ整備を進め、国民統合を図った。 1840年に死去、その改革は共和国の基盤を築いた。

1792年フランシスコ・デ・パウラ・サンタンデル 1840年

1798年

アウグスト・ハインリヒ・ホフマン・フォン・ファラースレーベン

(1798 - 1874)

詩人

『ドイツの歌』の詩人として知られるドイツ人詩人。愛国歌の作詞で名を馳せた。

1798年にドイツのファラースレーベンで生まれる。大学で古典学を学び、詩と民謡の研究に従事。 1841年に『ドイツの歌（Deutschlandlied）』の詩を作成。自由、統一を歌い上げた歌は後にドイツ国歌となる。数多くの児童詩や民衆歌を創作し、教育者としても活動。 1874年に没し、その詩作は現在も広く親しまれている。

1798年アウグスト・ハインリヒ・ホフマン・フォン・ファラースレーベン詩人 1874年

1805年

ハンス・クリスチャン・アンデルセン

(1805 - 1875)

作家

『みにくいアヒルの子』など数々の童話で知られるデンマークの作家。世界的に愛される物語を創作。

1805年にデンマークのオーデンセで生まれる。貧しい家庭から奮起し、王立劇場の俳優を経て文筆活動に専念。 1835年、『即興詩人』で正式に作家デビュー。『人魚姫』『雪の女王』『マッチ売りの少女』など名作を次々に発表。童話に寓話的、哲学的要素を取り入れ、万人に読まれる魅力を持つ。 1875年にコペンハーゲンで没し、生涯で150以上の作品を残した。

1805年ハンス・クリスチャン・アンデルセン 1875年

1807年

アレクサンダー・ヒュー・ホームズ・スチュアート

(1807 - 1891)

第3代アメリカ合衆国内務長官

19世紀のアメリカで活動した法律家・政治家です。第三代アメリカ合衆国内務長官として連邦政府の内務行政を担当しました。

1807年、バージニア州で生まれる。バージニア大学で学び、弁護士としてキャリアをスタート。 1849年に第三代内務長官に任命され、国内の土地開発や先住民政策に携わった。南北戦争期には州政府の要職を歴任。戦後も法曹界や政治の舞台で活躍し、1891年に没した。

1807年アレクサンダー・ヒュー・ホームズ・スチュアートアメリカ合衆国内務長官 1891年

1827年

ウィリアム・ホルマン・ハント

(1827 - 1910)

画家

イギリスの画家で、ラファエル前派の創始メンバーとして知られています。

1827年ロンドンに生まれる。オックスフォードシャーの美術学校で学び、精緻な描写と鮮明な色彩を追求。 1850年代にロセッティらと共にラファエル前派を結成。代表作には『目覚める良心』や『世界の光』などがあり、宗教的・文学的モチーフを作品に込めた。ヴィクトリア朝時代の芸術界に新風を吹き込んだ。 1910年に没するまで精力的に制作を続けた。

1827年ウィリアム・ホルマン・ハント 1910年