1933年

アメリカで失業対策のための市民保全部隊 (CCC) を創設。

ニューディール政策の一環として市民保全部隊(CCC)が創設。失業対策と自然保護を両立。
1933年3月31日、アメリカ大統領フランクリン・D・ルーズベルトのニューディール政策の一環として、市民保全部隊(Civilian Conservation Corps, CCC)が創設されました。 18歳から25歳の若者が自然保護や公共事業に従事し、失業対策と環境保全を同時に進める画期的なプログラムでした。 主な活動には植林、土壌浸食防止、公園整備、道作りなどが含まれ、約300万人が参加しました。 CCCは第二次世界大戦の勃発とともに解散しましたが、アメリカの森林保全や公園システムに大きな遺産を残しました。 その成果は現在の国立公園管理や自然保護運動にも引き継がれています。
1933年 市民保全部隊
1938年

笠松隕石: 岐阜県羽島郡笠松町の民家に隕石が落下。

1938年3月31日、岐阜県笠松町の民家に隕石が突如落下し、地域に驚きが広がりました。
隕石は夜明け前の午前3時頃に落下し、近隣住民に大きな衝撃音が聞かれました。 落下した隕石は鉄隕石と推定され、破片が民家の屋根を貫通しました。 発見された破片は地元の研究者によって収集され、鉱物学的調査が行われました。 この事件は日本国内での隕石落下として注目を集め、天文学・地質学の研究資料となりました。 現在は一部が博物館に所蔵され、当時の記録とともに観覧が可能です。
1938年 笠松隕石 岐阜県 羽島郡
2000年

有珠山が23年ぶりに噴火。

有珠山が23年ぶりに噴火し、周辺に火山灰を降らせました。
有珠山は北海道西部に位置する活火山で、1977年以来の噴火となりました。 2000年3月31日未明に噴火が始まり、火砕流や火山灰が発生。 噴火口周辺では避難や道路閉鎖が行われ、観光地にも影響が出ました。 地質学的には火山活動の予知や防災体制の検証に重要な事例となりました。 この噴火を機に火山防災の意識が高まり、モニタリング体制が強化されました。
2000年 有珠山 噴火