1889年
エッフェル塔が竣工。
1889年、パリの象徴エッフェル塔が完成し一般公開が開始されました。
ギュスターヴ・エッフェルの設計により建設された鉄塔です。
1887年に着工し、2年をかけて高さ300メートルの建築が実現しました。
万国博覧会の目玉として1889年3月31日に竣工し開放されました。
当初は批判もありましたが、次第にパリを代表するランドマークとなりました。
現在も観光名所として世界中の訪問者を集め続けています。
1889年
エッフェル塔
1930年
アメリカ映画製作配給業者協会が映画の検閲制度「ヘイズ・コード」を制定。
アメリカ映画協会が「ヘイズ・コード」を制定し、ハリウッド黄金期の映画表現を規制。
1930年3月31日、アメリカ映画製作配給業者協会(MPPDA)が映画の自主規制規定「ヘイズ・コード」を制定しました。
このコードは暴力描写や性的表現の制限、道徳的なテーマの遵守などを求めるものでした。
1934年から強制適用され、ハリウッド黄金期の映画表現に大きな影響を与えました。
映像作品は規制をクリアするために改変や検閲が行われ、”Code Era”と呼ばれる時代を形成しました。
1968年の映画協会のレイティング制度導入により事実上廃止されました。
1930年
アメリカ映画製作配給業者協会
ヘイズ・コード
1953年
比叡山延暦寺の根本中堂を国宝建造物に指定。
1953年、比叡山延暦寺の根本中堂が国宝建造物に指定されました。天台宗の総本山を象徴する重要な建築です。
延暦寺は平安時代に最澄が開創した天台宗の総本山で、比叡山上に広大な寺域を有します。根本中堂は本尊である薬師如来を祀り、延暦寺の中核を成す建築です。幾度かの焼失と再建を繰り返し、現在の堂宇は江戸時代のものが残っています。1953年3月31日の国宝指定により、建造物としての歴史的・文化的価値が正式に評価されました。精緻な彫刻や組物、屋根の反りなど日本建築の技術を今に伝えています。現在は世界遺産「古都京都の文化財」の一部としても保護されています。
1953年
比叡山
延暦寺
根本中堂
国宝
1972年
吉原治良、田中敦子、嶋本昭三らが所属した具体美術協会解散。
1972年3月31日、前衛美術運動の具体美術協会が解散しました。吉原治良らが牽引した戦後日本の最重要な美術グループです。
具体美術協会は1954年に前衛芸術家の吉原治良を中心に設立され、田中敦子や嶋本昭三らが参加しました。アクションペインティングやモノクロームなど実験的手法を取り入れた作品で国内外に影響を与えました。グループ展『具体』シリーズは美術批評界を揺るがし、日本のモダンアート史において重要な役割を果たしました。1972年3月31日に正式解散を発表し、約18年間にわたる活動に幕を下ろしました。協会の解散後も各メンバーは個々に創作活動を続け、日本の現代美術における礎を築きました。
吉原治良
田中敦子
嶋本昭三
具体美術協会
2014年
フジテレビ系昼の長寿番組『笑っていいとも!』が放送終了。1982年の放送開始以来、31年半の歴史に幕を下ろす。
『笑っていいとも!』が31年半の放送に終止符を打ち、長寿番組が幕を閉じました。
『笑っていいとも!』は1982年10月に放送を開始したフジテレビ系の昼のバラエティ番組です。
司会のタモリを中心に、ゲストとのトークや視聴者参加型コーナーなどが人気を集めました。
平日昼の長寿番組として国民的な支持を受け、最高視聴率30%超を記録したこともあります。
しかしテレビ番組の多様化や視聴スタイルの変化を背景に、2014年3月31日をもって最終回を迎えました。
番組終了はテレビ界の一つの時代の終わりを象徴しました。
2014年
フジテレビ系
長寿番組
笑っていいとも!
1982年
2016年
東海テレビ制作昼の帯ドラマが放送を終了。約52年の歴史に幕。
東海テレビ制作の昼帯ドラマが約52年の歴史に幕を下ろし、放送を終了しました。
東海テレビ制作の昼の帯ドラマは、1960年代から放送が始まり、家庭や社会をテーマにしたストーリーが人気を博しました。
長年にわたり様々なキャラクターやテーマで視聴者を魅了し、昼の時間帯の顔として定着しました。
しかしテレビ視聴の多様化やCM収益構造の変化に伴い、2016年3月31日に最終回を迎えました。
約52年にわたる放送を通じて培われた制作ノウハウや人材は、後続番組や他局制作にも影響を与えています。
番組終了後も再放送やDVD化などでファンの支持は続いています。
2016年
東海テレビ制作昼の帯ドラマ