1796年
正十七角形が定規とコンパスだけで作図可能なことをカール・フリードリヒ・ガウスが発見。
1796年、若き数学者ガウスが定規とコンパスだけで正十七角形を作図できることを示しました。
カール・フリードリヒ・ガウスは19歳のときに、フェルマー数と呼ばれる特別な整数に基づく正多角形の作図理論を発展させました。その成果として、正十七角形が定規とコンパスのみで作図可能であることを証明しました。これは古代ギリシャ以来未解決だった問題で、1801年に発表された論文『算術の考察』で詳細が紹介されました。ガウスの発見は整数論と幾何学の橋渡しとなり、以後の数学発展に大きな影響を与えました。彼はこの功績により数学界で広く注目され、後に「数学の王子」と称されるようになりました。
1796年
正十七角形
定規とコンパスだけで作図可能
カール・フリードリヒ・ガウス