1911年

日本の電気事業法(旧法)公布。

日本初の電気事業法が公布され、電力事業の法的枠組みが整備されました。
【制定の目的】 急速に普及する電気事業を統一的に管理・監督し、安全かつ安定的な供給を図るために制定されました。 【主な内容】 電力会社の設立許可、送配電網の保護、料金設定の基準などが盛り込まれました。 【影響】 電力インフラの整備が進み、産業および都市生活の近代化が加速しました。 【その後】 戦後の改正を経て、現在の電気事業法へと発展しています。
1911年 電気事業法
1987年

安田火災がゴッホの「ひまわり」を58億円で落札。

保険会社がゴッホの名画「ひまわり」を約58億円で落札した日です。
1987年3月30日、保険会社・安田火災海上保険(現・損保ジャパン)がフィンセント・ファン・ゴッホの名画「ひまわり」を美術オークションで約58億円で落札しました。 当時としては史上最高額となる買い付けで、国外流出を防ぎ、日本に名画を留める目的がありました。 「ひまわり」はゴッホの代表作で、国内外の美術館やコレクターの注目を集めました。 この落札はアートマーケットの活性化と企業の文化事業参入という新たな潮流を生み出しました。 以来、企業による芸術作品の収集・展示は国内文化振興の一翼を担う事例として知られています。
1987年 安田火災 ゴッホ ひまわり
1997年

三井三池炭鉱が閉山。

福岡県大牟田市の三井三池炭鉱が長い歴史に幕を下ろした。
三井三池炭鉱は1889年に操業が始まり、九州随一の規模を誇る炭鉱として産業発展に大きく寄与してきた。最盛期には年間数百万トンの石炭を産出し、多くの労働者が働いた歴史を持つ。輸送は鉄道やトラックを通じて全国に供給され、経済成長の原動力となった。だが石炭需要の減少と採算悪化により、1997年3月30日に閉山が決定された。閉山後は地域の雇用や町並みが変化し、観光や資料館など新たな地域振興策が検討されている。
1997年 三井三池炭鉱
2007年

東京ミッドタウンが街開き。

六本木に大型複合施設『東京ミッドタウン』が開業し、新たな都市拠点が誕生した。
2007年3月30日、東京・六本木に大型複合施設『東京ミッドタウン』が開業した。三井不動産が開発し、オフィス、商業施設、高級ホテル、美術館、都市公園など多彩な機能を備える。デザイン性を重視した建築群は国内外から高い評価を受け、21_21 DESIGN SIGHTやサントリー美術館も同時オープンした。周辺地域の再開発を牽引し、国際的なビジネスや文化交流の拠点として注目を集めた。以降、年間数千万人の来訪者を迎える都市型ランドマークとなっている。
2007年 東京ミッドタウン