1130年

モーシェ・ベン=マイモーン

(1130 - 1204)

哲学者

哲学者
中世イスラーム世界で活躍したユダヤ教哲学者。 医学や法学にも精通し、その著作は後世に大きな影響を与えた。
モーシェ・ベン=マイモーン(マイモニデスとも呼ばれる)は、1130年にコルドバで生まれたユダヤ教の法学者・哲学者。 彼はイスラーム文化圏で学び、医学や天文学、倫理学など幅広い分野で業績を残した。 代表作「法典集成」ではユダヤ法を体系的にまとめ、ユダヤ共同体の法的基盤を築いた。 哲学者としてはアリストテレス哲学をユダヤ思想に統合し、中世ヨーロッパの哲学発展にも影響を与えた。 その学問はイスラーム圏・ユダヤ圏を越えてルネサンス期の思想家にも継承された。 1204年にエジプトで亡くなったが、現在も「大師(ラームバム)」として尊崇されている。
1130年 モーシェ・ベン=マイモーン 哲学者 1204年