03月29日の命日 - 芸術家・音楽家

1814年

クロード・ミシェル

(1738 - 1814)

彫刻家

フランスの彫刻家、ロココ様式の巨匠。テラコッタ像で名高い「クロディオン」ことクロード・ミシェル。

1738年にパリで生まれる。ピガールに師事し、ロココ様式のテラコッタ彫刻を得意とする。神話や牧歌的な題材を繊細な作風で表現。パリのサロンや王立アカデミーで高い評価を受ける。 1814年に没し、多くの作品がルーヴル美術館に所蔵されている。

1814年クロード・ミシェル英語版 1738年

1888年

シャルル＝ヴァランタン・アルカン

(1813 - 1888)

作曲家

19世紀フランスの作曲家・ピアニスト。難解かつ技巧的なピアノ曲で知られ、後の作曲家に影響を与えた。

シャルル＝ヴァランタン・アルカンは1813年にパリで生まれ、パリ音楽院でピアノと作曲を学んだ。彼は卓越した演奏技術と独創的な和声法を駆使し、ピアノ独奏のための作品を多数残した。代表作に「練習曲集」や「24の前奏曲集」があり、特に高難度の曲で知られる。 30歳以降は演奏活動を減らし、パリ郊外で執筆と作曲に専念した。 1888年に没し、その革新的な作風は後のロマン派作曲家に影響を与え続けた。

1888年シャルル＝ヴァランタン・アルカン作曲家 1813年

1891年

ジョルジュ・スーラ

(1859 - 1891)

画家

フランスの画家。点描技法（ディヴィジョニズム）の創始者の一人として知られ、『グランド・ジャット島の日曜日の午後』が代表作。

ジョルジュ・スーラは1859年にパリで生まれ、エコール・デ・ボザールで絵画を学んだ。彼は光と色彩を科学的に分析し、点描（ディヴィジョニズム）と呼ばれる技法を確立した。 1884年から1886年にかけて制作した『グランド・ジャット島の日曜日の午後』は、新印象派の傑作とされる。早熟の天才と呼ばれたが、健康を害して1891年に31歳で急逝した。限られた生涯ながら、その技法と美学は後世に大きな影響を与えた。

1891年ジョルジュ・スーラ画家 1859年

1915年

ウィリアム・ウォーレス・デンスロウ

(1856 - 1915)

イラストレーター

アメリカのイラストレーター。『オズの魔法使い』初版の挿絵で一躍有名になった。

ウィリアム・ウォーレス・デンスロウは1856年にアメリカで生まれ、児童書や雑誌向けの多彩な挿絵を手掛けた。最も著名なのはライマン・フランク・ボームの『オズの魔法使い』（1900年初版）に挿入された独創的な挿絵である。彼の線描はユーモラスな表情と細緻なディテールを兼ね備え、多くの読者の想像力をかき立てた。ボームとの契約交渉はかなわなかったものの、その作品は長く親しまれ続けた。 1915年に没し、20世紀初頭のイラストレーション界に大きな足跡を残した。

1915年ウィリアム・ウォーレス・デンスロウ 1856年

1924年

チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード

(1852 - 1924)

作曲家

アイルランド出身の作曲家で、ロマン派の伝統を受け継ぎつつ英国音楽の確立に貢献した。ケンブリッジ大学などで教育者としても活躍した。

1852年にダブリンに生まれる。ケンブリッジ大学トリニティカレッジで学び、後に教授となった。合唱曲や管弦楽曲を多く作曲し、特に『セント・ポール受難曲』など宗教曲が有名。イギリス音楽の発展に尽力し、若手作曲家たちに大きな影響を与えた。晩年まで作曲と教育活動を続け、1924年に逝去した。

1924年チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード 1852年

1937年

フョードル・ケーネマン

(1873 - 1937)

ピアニスト、作曲家

ピアニスト作曲家

ロシア出身のピアニスト兼作曲家で、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍。

1873年に生まれ、幼少期からピアノ演奏を学ぶ。国内外でコンサートを行い、その演奏技術で高い評価を得た。作曲家としても作品を残し、ピアノ曲を中心に発表。後進の指導にもあたり、多くの門弟を育成。 1937年にその生涯を閉じた。

1937年フョードル・ケーネマンピアニスト 1873年

1939年

カロル・シマノフスキ

(1882 - 1939)

作曲家

20世紀初頭のポーランドの作曲家で、民族音楽と近代主義を融合させた作品で知られる。

1882年ポーランド領ウクライナで出生。ワルシャワ音楽院やヨーロッパ各地で学び、独自の音楽言語を築いた。『マケドニアの歌』などスラヴ民謡に影響を受けた合唱曲で名声を博した。管弦楽作品やバレエ音楽、ピアノ曲など多彩なジャンルを手がけた。 1937年に逝去するまで、ポーランド音楽の世界的地位向上に寄与した。

カロル・シマノフスキ 1882年

1952年

キャサリン・ソフィ・ドライア

(1877 - 1952)

画家、現代美術収集家

画家現代美術収集家

アメリカの画家・美術収集家。現代美術の普及に尽力した。

1877年にアメリカで生まれ、画家として制作活動を開始した。現代美術作品の収集家としても知られ、数多くの作家と交流を持った。ニューヨークの「インディペンデント・アーティスツ協会」設立に携わり、展覧会の開催を支援。美術教育やパブリックコレクションの充実にも尽力し、アメリカ美術の発展に寄与した。 1952年に死去し、その影響は現在の美術界にも残っている。

1952年キャサリン・ソフィ・ドライア 1877年

1980年

マントヴァーニ

(1905 - 1980)

イージーリスニング編曲者、指揮者

イージーリスニング編曲者指揮者

イギリスの指揮者・編曲者。イージーリスニング音楽の代表的存在。

1905年にイタリアで生まれ、幼少期にロンドンに移住。独自の「カスケイディング・ストリングス」サウンドを開発し、世界的な人気を博した。第二次世界大戦後、多数のヒットアルバムをリリースし、レコード史に名を残す。放送や映画音楽の制作にも携わり、音楽ジャンルの普及に寄与した。 1980年に死去し、その音楽スタイルは現在も多くのフォロワーを生んでいる。

1980年マントヴァーニイージーリスニング編曲者指揮者 1905年

1982年

カール・オルフ

(1895 - 1982)

作曲家、教育者

作曲家教育者

ドイツの作曲家・音楽教育者。代表作「カルミナ・ブラーナ」で知られ、子供のための音楽教育プログラム「オルフ・シュルヴェルク」を開発。

1895年にミュンヘンで生まれる。 20世紀を代表する作曲家の一人として、独特のリズムと合唱作品で高い評価を受ける。 1937年に発表された「カルミナ・ブラーナ」は、今なお世界中で演奏される名曲。 1950年代以降は子供向けの音楽教育に力を注ぎ、「オルフ・シュルヴェルク」という独自の教授法を確立。打楽器を中心とした実践的なアプローチで、音楽教育の新しい可能性を切り拓く。 1982年3月29日に亡くなる。

1982年カール・オルフ 1895年

1982年

富田英三

(1906 - 1982)

漫画家

富田英三 1906年

1982年

太田じろう

(1923 - 1982)

漫画家

太田じろう 1923年