1926年

神戸有馬電気鉄道(神戸電鉄の祖)設立。

兵庫県内を結ぶ私鉄、神戸有馬電気鉄道が設立された。
1926年3月27日、神戸市と有馬温泉を結ぶ私鉄・神戸有馬電気鉄道が設立された。 当時は温泉地への旅客輸送を主目的とし、最新鋭の電気鉄道技術を導入した。 路線建設は山岳地帯を経由するため技術的難易度が高く、多数のトンネルや橋梁が必要とされた。 その後、経営統合や路線拡大を経て現在の神戸電鉄の基礎となった。 地元の観光振興や通勤輸送に大きく貢献した歴史的な鉄道会社である。
1926年 神戸電鉄
1926年

弘南鉄道設立。

青森県南部を走る弘南鉄道が設立された。
1926年3月27日、青森県南津軽郡鶴田町を拠点に弘南鉄道が設立された。 地域の農産物輸送や通勤通学の足として期待され、早期開業を目指して路線計画が進められた。 現在の弘前駅から黒石方面への本線や大鰐方面への支線などを運行し、地域経済の発展に寄与している。 設立当初から沿線住民の生活を支え、観光地である温泉地へのアクセス向上にも貢献した。 小規模ながら堅実な経営で今日まで営業を続ける地方私鉄の代表例である。
弘南鉄道
1976年

ワシントンメトロの最初の区間が開業。

ワシントンメトロの最初の区間が開業した日。
1976年3月27日、アメリカ合衆国ワシントンD.C.で地下鉄システム「ワシントンメトロ」の最初の区間が開業しました。 開業区間はレッドラインの一部で、市中心部から郊外を結ぶ交通手段として注目を集めました。 メトロの導入により自動車交通の緩和や都市の再開発が進み、都市計画に大きな転換点をもたらしました。 その後ネットワークは急速に拡大し、現在では複数路線と100以上の駅を擁する大規模公共交通機関に成長しています。 地域の移動利便性向上や環境負荷軽減など、多くの面で評価されています。
1976年 ワシントンメトロ
1987年

三重県の国鉄伊勢線が第三セクター・伊勢鉄道に転換。

三重県の国鉄伊勢線が第三セクター方式によって伊勢鉄道へ転換された日。
1987年のこの日、国鉄伊勢線が第三セクター方式の新会社「伊勢鉄道」に移管された。 これは国鉄の経営合理化と地域交通の維持を目的として行われた。 第三セクター転換により地元自治体と民間が出資し、地域密着型の鉄道路線として再スタートを切った。 以降、観光需要や通勤通学利用に対応しつつ、地域振興の役割も担っている。 この転換は、全国で進んだ国鉄再編の一例として知られている。
1987年 三重県 国鉄 伊勢線 伊勢鉄道
1987年

国鉄佐賀線・志布志線がこの日限りで廃止。

国鉄佐賀線と志布志線が利用者減少を背景に廃止された日。
1987年のこの日、経営合理化の一環として国鉄佐賀線と志布志線が廃止された。 両路線は沿線人口減少や自動車利用の増加で利用者が減少し存続が困難と判断された。 廃止後はバス転換や道路整備が進められ、代替輸送が図られた。 地方鉄道の厳しい経営環境を象徴する出来事として記憶されている。 これにより地域交通体系の再編が加速した。
佐賀線 志布志線
1993年

上信越自動車道藤岡IC 佐久IC間開通。

上信越自動車道の藤岡IC~佐久IC間が開通した日。
1993年のこの日、上信越自動車道の藤岡ICから佐久IC間が開通し、関東と信越地域の結びつきが強化された。 新規区間は約100キロメートルにわたり、高速道路網の重要な一部を形成する。 これにより群馬県と長野県を結ぶ物流ルートが短縮され、地域経済の活性化に寄与した。 観光客のアクセスも向上し、リゾート地への集客増加にもつながった。 高規格道路の整備は交通渋滞緩和にも貢献した。
上信越自動車道 藤岡IC 佐久IC
2003年

名古屋市営地下鉄上飯田線開通。名鉄小牧線と相互直通運転開始。

名古屋市営地下鉄上飯田線が開通し、名鉄小牧線と相互直通運転を開始した日。
2003年3月27日、名古屋市営地下鉄の上飯田線が開通し、名鉄小牧線との相互直通運転が始まった。 新路線は主に北区と守山区を結び、沿線の交通利便性を大幅に向上させた。 直通運転により利用者は乗り換えなしで都心部や郊外へ移動できるようになり、通勤・通学時間が短縮された。 この開業は名古屋都市圏の鉄道ネットワーク強化に寄与し、都市交通の効率化を推進した。
2003年 名古屋市営地下鉄上飯田線 名鉄小牧線 相互直通運転
2006年

ゆりかもめの有明駅 豊洲駅間が開業。

ゆりかもめの有明駅から豊洲駅間が開業し、臨海エリアの新たな交通手段が整備されました。
2006年3月27日、ゆりかもめの線路延伸により有明駅と豊洲駅が新たに接続されました。この区間はオリンピックや展示会が開催される臨海部へのアクセスを強化する目的で建設されました。全長は約1.2キロメートルで高架軌道の一部として整備されました。自動無人運転システムにより安全性と運行頻度の向上が図られています。開業後は地域住民や観光客の利便性が大きく向上し、周辺開発も加速しました。
2006年 ゆりかもめ 有明駅 豊洲駅
2006年

近鉄けいはんな線生駒駅 学研奈良登美ヶ丘駅開業。

近鉄けいはんな線の生駒駅から学研奈良登美ヶ丘駅までの区間が開業し、奈良方面への利便性が向上しました。
2006年3月27日に近鉄けいはんな線が延伸され、生駒駅と学研奈良登美丘駅が開業しました。これにより大阪市内と奈良学研都市を結ぶ直通運転が可能となりました。全長は約10.1キロメートルで、そのうち新設区間は約5.3キロメートルです。駅周辺には学研都市の研究施設や住宅地が広がり、通勤・通学の利便性が大幅に向上しました。沿線開発が促進され、地域経済の活性化にも寄与しています。
近鉄けいはんな線 生駒駅 学研奈良登美ヶ丘駅
2013年

広島県呉市の音戸大橋の渋滞解消のために架橋された第二音戸大橋が開通。アーチ橋として、夢舞大橋と同支間長の日本第4位の規模。

第二音戸大橋が開通し、呉市の音戸大橋渋滞が緩和されました。
2013年3月27日、広島県呉市の第二音戸大橋が正式に開通しました。このアーチ橋は夢舞大橋と同じ支間長で、日本国内で第4位の規模を誇ります。従来の音戸大橋と並行して設置され、交通量の増加による渋滞解消を目的として建設されました。橋長は約732メートルで、車両通行だけでなく歩道も備えています。開通後は通勤・観光客の移動時間が短縮され、地域の利便性向上に大きく貢献しました。
2013年 広島県 呉市 音戸大橋 第二音戸大橋 夢舞大橋
2023年

七隈線の天神南駅 博多駅間が延伸開業。

七隈線の天神南駅から博多駅間(約1.9km、1駅)が2023年3月27日に開業し、博多駅と地下鉄で直結しました。
福岡市営地下鉄七隈線は主に市郊外の橋本駅と中心部を結ぶ路線として運行されてきました。 延伸区間となる天神南駅から博多駅間(約1.9km、1駅)が2023年3月27日に正式に開業しました。 これにより九州最大の交通結節点である博多駅と直結し、通勤や観光の利便性が大幅に向上しました。 軟弱地盤での難工事では、最新のシールド工法や地盤改良技術が採用され、安全かつ効率的に施工が進められました。 博多駅の地下新ホームは既存の駅構造と精緻に接続されており、JR線や新幹線との乗り換え動線が整備されています。 この延伸により七隈線は橋本駅から博多駅まで一本の路線としてつながり、沿線住民や観光客の利用が増加すると期待されています。
七隈線 天神南駅 博多駅