1912年

東京市がアメリカに贈呈したサクラの苗木がワシントンD.C.のポトマック川のほとりに植樹される。

東京市からワシントンD.C.へ桜の苗木が贈られ、友好の象徴として植樹される。
1912年3月27日、東京市はアメリカ合衆国政府に桜の苗木3,020本を贈呈。 当日、ポトマック川沿いの桜並木に最初の苗木が植樹され、日米友好の象徴となった。 贈呈された桜はソメイヨシノで、春になると満開の花を咲かせ多くの見物客を魅了。 この行事は後に「ナショナル・チェリー・ブロッサム・フェスティバル」として発展し、毎年開催。 桜並木は今なお、ワシントンD.C.を代表する観光名所となっている。
1912年 東京市 アメリカ サクラ ワシントンD.C. ポトマック川
1932年

1929年(昭和4年)に発売された『東京行進曲』の大ヒットにより「銀座の柳」復活の機運が高まり、東京朝日新聞社などがおよそ柳300本を寄贈して植栽された。これを記念して東京朝日新聞社の講堂で、『銀座柳復活祭』が開催された。

『東京行進曲』のヒットを機に約300本の柳を銀座に植栽し、『銀座柳復活祭』が開催された。
1932年3月27日、『東京行進曲』の大ヒットにより失われつつあった銀座の柳景観を復活させる動きが活発化した。 東京朝日新聞社や地元企業などがおよそ300本の柳を寄贈し、銀座通りに植栽を実施した。 植樹を記念し、同日東京朝日新聞社講堂で『銀座柳復活祭』が催され、音楽や祝賀会が行われた。 戦前の銀座を象徴する風物詩がよみがえり、都市景観の再生とメディアの影響力を示す事例として注目を集めた。 このイベントは後の銀座振興や街路樹文化の先駆けともなった。
1932年 1929年 東京行進曲 東京朝日新聞社
1992年

私鉄総連が春闘一斉ストライキを実施。

私鉄総連が春闘で全国一斉ストライキを行った日。
1992年のこの日、全国の私鉄労働組合が加盟する私鉄総連が春闘の一環として一斉ストライキを実施した。 通勤・通学時間帯を中心に列車運休や遅延が発生し、利用者に大きな影響を与えた。 賃金改善や労働条件の向上を求めるもので、交渉の激化を招いた。 その後の話し合いで合意に至り、運行は再開されたが、労使関係の厳しさを示す出来事となった。
1992年 私鉄総連
1997年

法学者260人「選択的夫婦別姓制度の導入と婚外子相続分の平等化の実現を求めるアピール」。

法学者らが選択的夫婦別姓と婚外子相続分平等化を求めるアピールを発表した日。
1997年のこの日、全国の法学者約260人が「選択的夫婦別姓制度の導入と婚外子の相続分平等化の実現」を求める共同声明を発表した。 日本の家族制度や民法の改正を求める動きとして注目された。 声明では、男女平等や子どもの権利保護の観点から制度改革の必要性が強調された。 これによりジェンダー平等に関する議論が活性化し、以後の法改正論議に影響を与えた。
夫婦別姓 婚外子