真実と正義の日

国・地域: アルゼンチン

2006年に制定。1976年のこの日のホルヘ・ラファエル・ビデラ将軍による軍事クーデターを記念。これによりイザベル・ペロン大統領が失脚し軍事政権へと移行したが、「汚い戦争」と呼ばれる弾圧行為により、1983年の民政移管までの間に3万人の国民が行方不明となった。

1976年の軍事クーデターと汚い戦争の被害を忘れず、真実と正義を追求するために制定されたアルゼンチンの記念日。
毎年3月24日は「真実と正義の日」としてアルゼンチンで記念されます。1976年3月24日にホルヘ・ラファエル・ビデラ将軍率いる軍事クーデターが発生し、イサベル・ペロン大統領が失脚しました。以降「汚い戦争」と呼ばれる弾圧体制の中で約3万人もの市民が行方不明や被害を受けました。2006年に国家としての真実究明と被害者への正義を実現するためにこの日が制定されました。各地で行方不明者の名前が読み上げられ、家族や支援団体が犠牲者を追悼します。国家記念碑前や広場では追悼式典や講演会、映像上映会が開催され、記憶の継承が図られます。この日に社会全体で歴史を学び、人権の尊重と民主主義の重要性を再認識します。
真実と正義の日 英語版 アルゼンチン 2006年 1976年 ホルヘ・ラファエル・ビデラ イザベル・ペロン 汚い戦争

人力車発祥の日(日本橋人力車発祥の日)

国・地域: 日本

人力車の営業活動を行っている日本橋松武屋(旧くるま屋日本橋/松岡文武)が、一般社団法人日本記念日協会に登録。日付は、1870(明治3)年3月24日、人力車を発明したとされる鈴木徳次郎、高山幸助、和泉要助の3人に、東京府より人力車の製造と営業許可がおり、日本橋のたもとから営業を始めたことから。

1870年に日本橋で人力車の製造と営業許可が下り、初めて営業が始まったことを記念する日。
1870年(明治3年)3月24日に鈴木徳次郎・高山幸助・和泉要助の3人が人力車の製造と営業許可を東京府から取得し、日本橋たもとで営業を開始しました。当時の新交通手段として庶民に広く受け入れられ、明治から大正期にかけて隆盛を極めました。昭和初期には自動車の普及により姿を消しつつありましたが、観光資源として再評価されるようになりました。現在では日本橋をはじめ各地で観光用の人力車体験が楽しめるイベントが行われています。この節目の日には人力車保存会や観光協会が歴史講座やデモンストレーションを実施し、その魅力を伝えています。
日本 鈴木徳次郎 和泉要助