真実と正義の日
国・地域:
アルゼンチン
2006年に制定。1976年のこの日のホルヘ・ラファエル・ビデラ将軍による軍事クーデターを記念。これによりイザベル・ペロン大統領が失脚し軍事政権へと移行したが、「汚い戦争」と呼ばれる弾圧行為により、1983年の民政移管までの間に3万人の国民が行方不明となった。
1976年の軍事クーデターと汚い戦争の被害を忘れず、真実と正義を追求するために制定されたアルゼンチンの記念日。
毎年3月24日は「真実と正義の日」としてアルゼンチンで記念されます。1976年3月24日にホルヘ・ラファエル・ビデラ将軍率いる軍事クーデターが発生し、イサベル・ペロン大統領が失脚しました。以降「汚い戦争」と呼ばれる弾圧体制の中で約3万人もの市民が行方不明や被害を受けました。2006年に国家としての真実究明と被害者への正義を実現するためにこの日が制定されました。各地で行方不明者の名前が読み上げられ、家族や支援団体が犠牲者を追悼します。国家記念碑前や広場では追悼式典や講演会、映像上映会が開催され、記憶の継承が図られます。この日に社会全体で歴史を学び、人権の尊重と民主主義の重要性を再認識します。
真実と正義の日
英語版
アルゼンチン
2006年
1976年
ホルヘ・ラファエル・ビデラ
イザベル・ペロン
汚い戦争