03月23日の誕生日 | calendar.web-standard.org

延元3年/暦応元年3月2日

後光厳天皇

(1338 - 1374)

南北朝時代の北朝第4代天皇

南北朝時代の北朝第4代天皇。朝廷の権威回復を試みた。

後光厳天皇（ごこうごんてんのう）は1338年に生まれ、南北朝時代の北朝第4代天皇として即位しました。在位期間は1339年から1374年まで続き、朝廷の権威回復を図りました。特に、公家文化や学問の振興に力を入れ、多くの学者を保護しました。延元や暦応といった元号のもとで政治的混乱が続く中、朝廷と武家の均衡を維持しようと努めました。また、1368年には密教の儀式を復興し、宗教面でも影響を残しました。1374年に崩御し、その後も南北朝時代の象徴的存在として記憶されています。

1338年延元暦応 3月2日後光厳天皇南北朝時代天皇 1374年

1429年

マーガレット・オブ・アンジュー

(1429 - 1482)

ヘンリー6世妃

イングランド王ヘンリー6世の王妃。薔薇戦争でランカスター派を率いた。

マーガレット・オブ・アンジュー（1429年-1482年）はイングランド王ヘンリー6世の王妃として知られています。1445年に結婚し、王妃として宮廷で影響力を持ちました。薔薇戦争ではランカスター派の指導者として政務を担い、敵対するヨーク派と激しく対立しました。夫が精神を病むと摂政として国政を主導し、公国の維持に奔走しました。敗北後はフランスへ亡命し、1482年に生涯を閉じました。情熱的な指導力と政治的手腕で後世に語り継がれています。

1429年マーガレット・オブ・アンジューヘンリー6世 1482年

天文14年2月11日

上井覚兼

(1543 - 1589)

戦国時代の島津氏家臣

戦国時代の島津氏に仕えた武将。

1543年天文 2月11日上井覚兼戦国時代島津氏 1589年

1638年

フレデリクス・ルイシ

(1638 - 1731)

植物学者、解剖学者

植物学者解剖学者

オランダの植物学者・解剖学者。標本保存技術の先駆者として知られる。

フレデリクス・ルイシは17世紀から18世紀にかけて活躍したオランダの植物学者・解剖学者です。解剖学的な標本の保存技術を革新し、細胞や血管の構造を詳細に観察できる方法を開発しました。彼の技巧的な標本作製は『リアルライフ』と称賛され、多くの博物館で展示されました。また、植物標本の研究にも力を注ぎ、多様な植物種の分類に寄与しました。ロッテルダム解剖学校で教鞭をとり、多くの弟子を育成しました。1731年に亡くなるまで、博物学と解剖学の発展に大きな影響を与えました。

1638年フレデリクス・ルイシ植物学者解剖学者 1731年

1689年

ヨハン・アダム・クルムス

(1689 - 1745)

解剖学者

18世紀ドイツの解剖学者。医学教育に尽力した。

ヨハン・アダム・クルムスは1689年に生まれたドイツの解剖学者です。ハレ大学などで教鞭をとり、解剖学の講義と実習を体系化しました。彼が著した解剖学図譜は詳細な描写で高く評価され、当時の医学教育に大きく貢献しました。また、解剖実験の安全性や倫理面にも配慮した手法を提唱しました。1745年に没するまで、多くの医学生に影響を与えました。

1689年ヨハン・アダム・クルムス 1745年

元禄16年2月7日

松平頼寛

(1703 - 1763)

第2代守山藩主

江戸時代前期の大名。守山藩第2代藩主を務めた。

1703年元禄 2月7日松平頼寛守山藩主 1763年

1749年

ピエール＝シモン・ラプラス

(1749 - 1827)

数学者

フランスの数学者・天文学者。天体力学と確率論の基礎を築いた。

ピエール＝シモン・ラプラスは1749年に生まれたフランスの数学者・天文学者です。ラプラス変換やラプラスの方程式をはじめとする数学的手法を確立し、物理学の理論的基礎を強固にしました。『天体力学』では重力論を体系化し、星雲説を提唱して宇宙進化論の礎を築きました。また、確率論の発展にも寄与し、今日の統計学や物理学に多大な影響を与えました。ナポレオンから男爵位を授与され、政治家としても上院議員に任命されました。1827年に没するまで、科学界を牽引し続けました。

1749年ピエール＝シモン・ラプラス数学者 1827年

1769年

ウィリアム・スミス

(1769 - 1839)

地質学者

イギリスの地質学者。近代地質図作成の先駆者とされる。

ウィリアム・スミスは1769年に生まれたイギリスの地質学者で、『地質図の父』と称されます。地層中の化石組成が地層の年代を示すという化石相関の原理を発見し、地質年代学の基礎を築きました。1815年にはイングランドとウェールズの詳細な地質図を発表し、その精度と美しさが高い評価を受けました。彼の地質図は採掘や建設計画に革新をもたらし、産業革命を支える重要な資料となりました。財政的困難にもかかわらず研究を続け、生涯を通じて地質学の普及に努めました。1839年に没するまで、その業績は後世の地質学者に大きな影響を与えました。

1769年ウィリアム・スミス地質学者 1839年

寛政13年2月28日

前田利保

(1800 - 1859)

第10代富山藩主

江戸時代後期の大名。富山藩第10代藩主を務めた。

1800年寛政 2月28日前田利保富山藩主 1859年

1823年

ジョージ・ヘンリー・ウィリアムズ

(1823 - 1910)

第32代アメリカ合衆国司法長官

アメリカの法律家・政治家。第32代司法長官を務めた。

ジョージ・ヘンリー・ウィリアムズは1823年に生まれたアメリカの法律家・政治家です。南北戦争では北軍として従軍し、その後法律事務所を開設して実績を積みました。1871年にユリシーズ・グラント大統領により第32代アメリカ合衆国司法長官に任命され、司法行政と南部再建政策に深く関与しました。在任中は国家財政の安定や法制度の整備に尽力し、1873年の金融危機収拾にも貢献しました。1875年に司法長官を退任後は連邦巡回裁判所の判事を歴任し、長年にわたり裁判官として活躍しました。1910年に亡くなるまで、堅実な法務運営と公平な判決で高い評価を受けました。

1823年ジョージ・ヘンリー・ウィリアムズアメリカ合衆国司法長官 1910年

1826年

レオン・ミンクス

(1826 - 1917)

作曲家

ロシア出身の作曲家で、バレエ音楽の名作を数多く手掛けた人物。

レオン・ミンクスは1826年にロシアで生まれ、ウィーンで音楽を学んだ後、マリウス・プティパと協力して『ドン・キホーテ』や『ラ・バヤデール』などのバレエ音楽を作曲しました。1917年に没するまで、宮廷舞踏音楽監督として活躍し、その豊かなメロディとリズム感が世界中のバレエ団で愛されています。

1826年レオン・ミンクス作曲家 1917年

1829年

ノーマン・ポグソン

(1829 - 1891)

天文学者

イギリスの天文学者で、小惑星の発見や星の明るさを測る目盛を提唱した人物。

ノーマン・ポグソンは1829年にイギリスで生まれ、マドラス天文台で観測を担当しました。多数の小惑星を発見し、恒星の明るさの比率を10進でもなく等比でもない5等比（Pogsonの比）として定義するなど、天文測光に大きな業績を残しました。1891年に没するまで、インドでの観測成果が後世に大きな影響を与えました。

1829年ノーマン・ポグソン天文学者 1891年