1925年
社団法人東京放送局(現:NHK放送センター)がラジオ試験放送を開始。
社団法人東京放送局が日本初のラジオ試験放送を始め、国内放送の幕開けを告げた日。
1925年3月22日、社団法人東京放送局は初のラジオ試験放送を開始しました。当時は週数回の短時間放送で、音楽や時報、天気予報などを届けました。この試験放送を経て、翌年には定期放送が始まり、日本における放送事業の基盤が築かれました。また、新しいメディアとして家庭へのラジオ普及が進み、情報伝達や娯楽の在り方を一変させました。のちのNHK放送センターは国民的放送機関へと成長しました。
1925年
NHK
放送センター
ラジオ
1978年
電電公社が光ファイバーによる海底ケーブル通信の実験に成功。
電電公社が光ファイバーを用いた海底ケーブル通信の実験に成功しました。
1978年3月22日、当時の電電公社(現NTT)は光ファイバーを用いた海底通信ケーブルの実験に世界で初めて成功しました。光信号を利用することで従来の同軸ケーブルに比べて大容量・長距離通信が可能となり、通信技術の革新を示しました。実験では海底に敷設した光ファイバーを通じて音声およびデータの伝送に成功し、その技術的有効性が確認されました。この成果は後の大規模海底光ケーブル網の整備につながり、国際通信の発展に大きく貢献しました。現在のインターネット基幹網にも通じる先駆的な技術実証でした。
1978年
電電公社
光ファイバー
海底ケーブル
1985年
第1回エイズ調査検討委員会が日本初のエイズ患者を発表。
日本で初めてエイズ患者が公式に確認・発表された出来事です。
エイズ問題への関心が高まった歴史的な瞬間です。
1985年3月22日に開催された第1回エイズ調査検討委員会で、日本初のエイズ患者が公式に発表された。
当時、エイズは世界的にも未知の病として恐れられていた。
委員会では患者の症例報告や感染経路の調査が行われた。
発表により国内の医療機関や行政は対応強化を図るきっかけとなった。
この出来事は日本におけるエイズ対策の転機となった。
1985年
エイズ
1993年
インテル社が最初のペンティアムプロセッサ(32ビット、60MHz)の販売開始。
インテルが初代Pentiumプロセッサの販売を開始しました。
1993年3月22日、インテル社は最初のPentiumプロセッサ(32ビット、60MHz)の販売を開始した。
Pentiumは内部に2命令同時実行機能を持つ初のマイクロアーキテクチャとなった。
これまでの486世代に比べて浮動小数点演算性能が大幅に向上した。
新世代のパソコン性能を牽引し、マルチメディア時代の到来を促進した。
現在のCPU設計の礎とも言える技術革新だった。
1993年
インテル
ペンティアム
プロセッサ
ビット
MHz
1995年
宇宙ステーション「ミール」に宇宙滞在最長記録である437日と18時間滞在していたロシアの宇宙飛行士ワレリー・ポリャコフが地球に帰還。
ロシアの宇宙飛行士ワレリー・ポリャコフが史上最長の宇宙滞在から帰還しました。
1995年3月22日、ワレリー・ポリャコフは437日18時間の宇宙滞在を終えて地球に帰還した。
彼はソ連時代から続くミール宇宙ステーションでの研究ミッションに従事。
長期滞在中は無重力環境下での人体適応や心理状態の研究を行った。
この記録は人類の長期宇宙滞在可能性を示す重要な成果となった。
帰還後の健康状態も良好で、後の国際宇宙ステーション計画に影響を与えた。
1995年
ミール
ロシア
ワレリー・ポリャコフ
1997年
ヘール・ボップ彗星が地球に最接近。
1997年3月22日に、長周期彗星ヘール・ボップ彗星が地球に最接近しました。
肉眼でも観測可能な美しい姿を見せました。
ヘール・ボップ彗星は1995年に独立して発見され、20世紀後半で最も明るい彗星の一つとされました。
1997年3月22日には地球から約1億4200万kmまで接近し、その尾は夜空に美しい姿を描きました。
観測時には安定した出現で、多くの観測者や天文愛好家を魅了しました。
彗星は氷と塵でできており、太陽光を反射して尾を形成します。
ヘール・ボップの尾は二重構造で、イオンテイルとダストテイルがはっきりと分かれて見えました。
この接近は彗星研究や天文学普及のきっかけにもなりました。
ヘール・ボップ彗星