03月22日の命日 - 科学者・研究者

1544年

ヨハネス・マグヌス

(1488 - 1544)

神学者、歴史家、カトリック大司教、ゴート起源説創作者

神学者歴史家カトリック大司教ゴート起源説創作者

ゴート起源説を提唱したドイツの神学者・歴史家。

ヨハネス・マグヌス（1488年 - 1544年）はドイツの神学者、歴史家、カトリック大司教です。ゴート族をゲルマン民族起源の重要な一派とみなすゴート起源説を創始しました。彼の著作は宗教史研究に影響を与え、後世の史家から評価されています。カトリック教会の高位聖職者としても活動し、教会と学問の架け橋となりました。16世紀の宗教改革期に生きた知識人を代表する一人です。

1544年ヨハネス・マグヌス英語版ゴート起源説 1488年

1767年

ヨハン・ペーター・ジュースミルヒ

(1707 - 1767)

牧師、統計学者

牧師統計学者

統計学の基礎を築いたドイツの牧師・学者。

ヨハン・ペーター・ジュースミルヒ（1707年 - 1767年）はドイツ出身の牧師で、統計学の先駆者として知られます。歴史的・宗教的データを分析し、人口動態や教会統計に関する体系的研究を行いました。著書「神の摂理における人口遷移」では詳細な統計手法を示し、後の社会統計学に影響を与えました。牧師としての職務を通じて地域社会の実情把握に努めました。統計学と社会調査の融合を試みた学者です。

1767年ヨハン・ペーター・ジュースミルヒ 1707年

1772年

ジョン・カントン

(1718 - 1772)

物理学者、静電気研究者

物理学者静電気研究者

静電気研究で業績を残したイギリスの物理学者。

ジョン・カントン（1718年 - 1772年）はイギリスの物理学者で、静電発電機の改良や静電誘導の研究で知られます。水の電気的特性や蓄電の実験を通じて、電気学の発展に寄与しました。ケンブリッジ大学で教鞭を執り、多くの弟子を育成しました。王立協会のフェローとして、学術的な交流にも貢献しました。18世紀の電気研究を先導した科学者の一人です。

1772年ジョン・カントン英語版静電発電機 1718年

1913年

ルッジェーロ・オッディ

(1864 - 1913)

解剖学者、生理学者

解剖学者生理学者

イタリアの解剖学者・生理学者で、生体の解剖学的研究を行った。

ルッジェーロ・オッディ解剖学者生理学者 1864年

1956年

ジョージ・サートン

(1884 - 1956)

科学史家

科学史研究の先駆者と称される科学史家。

1884年にアメリカで生まれる。科学史の体系的研究を確立し、科学と社会の関係を深く探究した。学術誌『Isis』を創刊し、科学史学会の基盤を築いた。数多くの著書を通じて後進の研究者に大きな影響を与えた。 1956年に逝去した。

ジョージ・サートン英語版 1884年

1975年

戒能通孝

(1908 - 1975)

法学者、弁護士

法学者弁護士

法学者・弁護士として法学研究と司法実務に貢献した人物。

1908年に生まれた戒能通孝は、日本の法学者であり弁護士でもありました。民法や商法などを専門に研究し、学界に多くの著作を残しました。弁護士としても活動し、法廷での実務経験を教育に活かしました。大学での講義を通じて多くの後進を指導し、法曹界に貢献しました。 1975年に逝去し、その研究成果は現在も法学分野で参照されています。

戒能通孝 1908年

1985年

アリスター・ハーディ

(1896 - 1985)

海洋生物学者

イギリスの海洋生物学者。海洋生物相の研究で知られる。

1896年に生まれたアリスター・ハーディは、海洋生物学の権威として深海生物の分類や生態研究に貢献しました。ケンブリッジ大学で学び、複数の海洋調査航海に参加して新種の発見に携わりました。論文や著書を通じて海洋環境保護の重要性を訴え、多くの後進研究者を育成しました。大学教授としても教壇に立ち、国内外の学会で活発に発表しました。 1985年にその生涯を閉じました。

1985年アリスター・ハーディ海洋生物学者 1896年

1992年

アーサー・クロンキスト

(1919 - 1992)

植物学者

アメリカの植物学者。被子植物の系統分類を体系化した「クロンキスト体系」で知られる。

1919年に生まれ、ニューヨーク植物園やコロンビア大学で研究に従事した。1968年に発表した『被子植物の進化と分類』で被子植物を系統的に分類する体系を提唱した。彼の分類体系は学術界で広く採用され、現在でも植物分類学の基礎となっている。また、多くの学術論文や標本収集を通じて植物学の発展に貢献した。1992年に亡くなり、その業績は後世に受け継がれている。

1992年アーサー・クロンキスト 1919年

2001年

奈良本辰也

(1913 - 2001)

歴史学者

日本中世史を専門とする歴史学者。

1913年に生まれ、東京大学文学部で史学を学んだ。中世日本の政治・社会構造を研究し、多くの論文を発表。地方史や武士制度に詳しく、その業績は後進の研究者に大きな影響を与えた。戦後の学界再建にも尽力し、大学教授として後進を育成。 2001年に88歳で亡くなった。

奈良本辰也歴史学者 1913年

2002年

牧田茂

(1916 - 2002)

民俗学者

日本の民俗学者。地方文化や民間伝承の研究で知られる。

1916年生まれ。京都大学で民俗学を専攻し、戦後日本各地の祭礼や年中行事を調査。地域文化の保存と再評価を提唱し、文化財保護に貢献。代表作に『日本民俗誌』などがある。多くの後進研究者を指導し、学界で高い評価を得る。 2002年3月22日に逝去。

牧田茂 1916年

2002年

奥田靖雄

(1919 - 2002)

言語学者

日本の言語学者。日本語研究や方言調査で著名。

1919年生まれ。東京大学で言語学を学び、戦後は日本語教育と方言研究に従事。特に沖縄方言や東北方言の調査で業績を残す。「言語地図」の作成や学術論文を多数発表。語学教育者としても活躍し、多くの学生を育成。 2002年3月22日に逝去。

奥田靖雄言語学者 1919年

2004年

ジャネット・アクユズ・マッテイ

(1943 - 2004)

天文学者

天文学者。変光星観測協会で国際的に活躍。

1943年トルコ生まれ。米国ミドルベリー大学天文台で研究に従事。 AAVSO（米国変光星観測協会）のディレクターとして組織を国際的に拡大。女性天文学者の支援活動にも尽力。 2004年3月22日に逝去。

ジャネット・アクユズ・マッテイ天文学者 1943年