春分の日

国・地域: 世界

325年にニケア公会議にて制定。この「春分の日」は宗教上のもので、天文学で決められる「春分」とは異なり、日付は固定されていた。

325年のニケア公会議で制定された宗教的な「春分の日」です。天文学的な春分とは異なり日付が固定されています。
325年にニケア公会議で春分の日の祭日が定められました。当時のキリスト教会における重要な節目として位置付けられました。天文学的な春分の瞬間ではなく3月21日と固定されていました。中世ヨーロッパの教会行事として広まりました。現代では宗教儀式としては定着せず歴史的な出来事として知られています。
世界 325年 ニケア公会議

弘法大師御影供(月命日)

国・地域: 日本

真言宗の開祖空海は、承和2年(835年)3月21日入定。新暦では4月21日にあたり、金剛峯寺、東寺、川崎大師・西新井大師等ゆかりの寺院では「正御影供」が執り行われる。空海は、室戸岬の御厨人窟(みくろど/現・室戸市)で修行をしているとき悟りを開き、洞窟の中で目にした空と海に感銘をうけ、空海と名乗ったと伝わる。弘法大師の諡号は、東寺長者観賢の奏上により、延喜21年(921年)10月27日、醍醐天皇から贈られた。

真言宗の開祖空海(弘法大師)の入定(月命日)を記念し、全国の寺院で法要が行われる宗教行事です。
弘法大師空海は承和2年(835年)3月21日に入定し、真言宗を興した偉大な僧侶として今も敬われています。新暦では4月21日が月命日にあたり、金剛峯寺や東寺、川崎大師、西新井大師などゆかりの寺院では『正御影供』と称する大規模な法要が執り行われます。室戸岬の御厨人窟での修行中に『空と海』に感銘を受けて空海と号した逸話は有名です。延喜21年(921年)10月27日に醍醐天皇から『弘法大師』の諡号が贈られ、その功績が公式に認められました。参拝者は御影を前に灯明や献香を捧げ、空海の教えと功績をしのびます。
弘法大師 日本 真言宗 空海 835年 4月21日 金剛峯寺 東寺 川崎大師 西新井大師 室戸市 諡号 観賢 921年 醍醐天皇