和泉式部忌

国・地域: 日本

平安時代の歌人、和泉式部の命日は定かでないが、ゆかりの寺院である京都市の誠心院や、誓願寺では、長和3年(1014年)3月21日を忌日として、毎年法要が営まれる。

平安時代の女流歌人和泉式部の忌日をしのび、京都のゆかりの寺院で法要が営まれる日です。
平安時代を代表する歌人和泉式部。その命日とされる長和3年(1014年)3月21日に、京都市の誠心院や誓願寺などゆかりの深い寺院で毎年法要が行われます。法要では読経や和歌の詠唱が行われ、参列者はしっとりとした歌の世界にひたりながら彼女を偲びます。和泉式部は『和泉式部日記』などで恋愛詠を得意とし、平安時代の文学や女性文化に大きな影響を与えました。この行事を通じて、古の文学史に思いを馳せるひとときを味わえます。
日本 和泉式部 京都市 誠心院 誓願寺 1014年