1566年
トマス・クランマー
(1489 - 1566)
カンタベリー大主教
カンタベリー大主教
イングランド国教会の再編を主導し、初代カンタベリー大主教を務めた宗教改革者。
トマス・クランマーは1489年に生まれ、オックスフォード大学で神学を学んだ。ヘンリー8世の離婚問題を支持し、1533年にプロテスタント派初のカンタベリー大主教に任じられた。『聖公会祈祷書』の編纂を主導し、英国教会典礼の基礎を築いた。メアリー1世によるカトリック復古の際に逮捕・審問を受け、信仰を変えなかったことで殉教した。彼の神学的業績は英語による礼拝儀式の普及に大きな影響を与えた。
1566年
トマス・クランマー
カンタベリー大主教
1489年