1772年

アレクサンドル・ココリーノフ

(1726 - 1772)

建築家

建築家
ロシア宮廷の建築家で、聖ペテロ・パウロ大聖堂や帝国芸術アカデミー校舎を設計した。
アレクサンドル・ココリーノフは1726年にロシアで生まれた建築家である。イタリアやフランスの古典建築を学び、バロック様式をロシアに導入した。ストロガノフ宮殿や帝国芸術アカデミー本館など、サンクトペテルブルクの代表的建築を手掛けた。帝国芸術アカデミー設立に中心的役割を果たし、後進の教育にも貢献した。1772年に没し、その業績はロシア建築史に刻まれた。
1772年 アレクサンドル・ココリーノフ 1726年
1801年

アンドレア・ルケージ

(1741 - 1801)

作曲家

作曲家
イタリア生まれの作曲家で、ボン選帝侯宮廷礼拝堂の音楽監督を務めた。
アンドレア・ルケージは1741年にベネチア近郊で生まれた作曲家である。1774年にドイツのボンへ招かれ、選帝侯宮廷礼拝堂のオルガニスト兼音楽監督に就任した。オラトリオや室内楽作品を多数作曲し、古典派音楽の発展に寄与した。後進の指導にも熱心で、若きベートーヴェンにも影響を与えたとも言われる。1801年にその業績を残して没した。
1801年 アンドレア・ルケージ 作曲家 1741年
1864年

イポリット・フランドラン

(1809 - 1864)

画家

画家
フランスの画家で、アンジェ派に属し宗教画や肖像画で知られる。
1809年にリヨン近郊で生まれたイポリット・フランドランは、アングルに師事したフランスの画家です。1832年にローマ大賞(Prix de Rome)を獲得し、イタリアで古典美術を学びました。帰国後は教会の壁画や肖像画を多数手掛け、洗礼者ヨハネ像などが代表作です。清澄な線描と穏やかな色彩で知られ、ロマン主義と古典主義を織り交ぜた作風を展開しました。1864年に没しました。
イポリット・フランドラン 1809年
1922年

ウォルター・ラングレー

(1852 - 1922)

画家

画家
イギリスの画家で、ニューリン派を代表する風景画家。
1852年にバーミンガムで生まれたウォルター・ラングレーは、コーンウォールのニューリンに移住し、ニューリン派の創始メンバーとして活躍しました。漁村や海辺の風景を温かみのある色調で描き、庶民生活の情景を詩情豊かに表現しました。その作品は英国美術界に大きな影響を与え、後の風景画家に継承されました。1922年に没しました。
1922年 ウォルター・ラングレー 1852年
1934年

フランツ・シュレーカー

(1878 - 1934)

作曲家

作曲家
オーストリアの作曲家・指揮者。20世紀初頭に活躍した音楽家。
1878年にオーストリアで生まれ、作曲家としてオペラや管弦楽作品を手がけた。 指揮者としても活動し、ウィーン音楽院で後進の指導にあたった。 代表作にはオペラ『インファンティンの誕生日』などがあり、独自の和声法で注目を集めた。 第一次世界大戦後も創作を続け、生涯にわたり多彩な作品を残した。 1934年に逝去し、近代音楽の発展に寄与した。
1934年 フランツ・シュレーカー 1878年
1936年

アレクサンドル・グラズノフ

(1865 - 1936)

作曲家

作曲家
ロシアの作曲家・指揮者。ロマン派音楽を代表する一人。
1865年にロシアで生まれ、ロマン派音楽の伝統を受け継いだ作曲家として活躍した。 バレエ『ライモンダ』など多数の管弦楽作品を残し、豊かな旋律と華麗なオーケストレーションが特徴的である。 1899年からはペテルブルク音楽院で教鞭を執り、多くの弟子を育成した。 指揮者としても国内外で演奏活動を行い、音楽界に影響を与えた。 1936年に没し、その音楽は現在も世界中で演奏され続けている。
1936年 アレクサンドル・グラズノフ 1865年
1991年

レオ・フェンダー

(1909 - 1991)

弦楽器製作者

弦楽器製作者
アメリカの弦楽器製作者で、フェンダー社を創設しエレキギターの普及に貢献した。
1909年にカリフォルニア州で生まれ、エンジニアとしての知識を活かして楽器開発を開始。 1946年にソリッドボディエレキギター『テレキャスター』を発表し、ギター音楽の革新をもたらす。 さらに『ストラトキャスター』やベースギター『プレシジョンベース』などの名器を次々とリリース。 1965年に会社を他社に売却後も設計者として活動を続け、後進の育成に尽力。 1991年に逝去。その技術とデザインは現在でも世界中のミュージシャンに愛用されている。
1991年 レオ・フェンダー 弦楽器 1909年
1998年

寺井直次

(1912 - 1998)

漆芸家

漆芸家
日本の漆芸家。伝統技法と現代的表現を融合した作品で知られる。
寺井直次は日本の漆芸家。 1912年生まれ、1998年に逝去。 漆の伝統技法を基に独自のデザインを追求。 器皿から装飾品まで多様な作品群を制作し、国内外で展覧会に出品。 漆芸の可能性を広げた革新的な表現で高い評価を受けた。
寺井直次 漆芸家 1912年
2006年

宮川泰

(1931 - 2006)

作曲家

作曲家
映画やテレビドラマ、CM音楽など多彩なジャンルで活躍した日本の作曲家。
1931年東京都に生まれる。1950年代から作曲家として活動を開始し、テレビドラマや映画、CMの音楽を多数手掛けた。温かみのあるメロディと緻密な編曲で高い評価を受け、日本の放送音楽界を支えた。作品はいまも多くの人々に親しまれている。2006年3月21日に逝去。
2006年 宮川泰 作曲家 1931年
2007年

ウィリアム・ウテルモーレン

(1933 - 2007)

アルツハイマー画家

アルツハイマー画家
アルツハイマー病と向き合いながら自己肖像画を描き続けたアメリカの画家。
1933年アメリカ・ペンシルベニア州に生まれる。イギリスに移住して画家として活動を開始。アルツハイマー病発症後は自己肖像画シリーズを制作し、認知症の進行を可視化。抽象的で心象的な表現が高く評価され、作品は国際的に展示された。2007年3月21日に逝去。
ウィリアム・ウテルモーレン 1933年
2010年

木村威夫

(1918 - 2010)

映画監督

映画監督
日本の映画監督。緻密な美術演出と独特の映像美で知られる。
1918年生まれ。戦後の日本映画界に進み、映画監督として数多くの作品を手がけた。緻密な美術設計と映像構成で独自の世界観を築き、作品に深い印象を残した。美術監督業も兼任し、総合的な映像表現を追求。2010年3月21日に逝去。
2010年 木村威夫 映画監督 1918年
2010年

ヴォルフガング・ワーグナー

(1919 - 2010)

オペラ演出家

オペラ演出家
ドイツのオペラ演出家。バイロイト音楽祭の芸術監督として名声を築いた。
1919年生まれ。リヒャルト・ワーグナーの孫として育ち、1951年からバイロイト音楽祭の共同芸術監督に就任。兄ヴィーラント・ワーグナーとともに伝統的演出を刷新し、現代的解釈を導入。長年にわたり音楽祭を国際的ステージへと導いた。2010年3月21日に逝去。
ヴォルフガング・ワーグナー オペラ 演出家 1919年