03月21日の誕生日 - 芸術家・音楽家

1546年

バルトロメウス・スプランヘル

(1546 - 1611)

画家

マニエリスム様式のフランドル派画家。ルドルフ2世の宮廷画家として活躍した。

1546年にフランドルで生まれた画家。ローマ留学後、マニエリスムの影響を受けた。 1570年代にプラハに移り、神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の宮廷画家として重用された。神話や歴史を題材にした精緻な肖像画や寓意画で知られる。彼の作品は幻想的かつ装飾的な美しさを特徴とし、バロックへとつながる要素を持つ。 1611年に後世に影響を残しつつ世を去った。

1546年バルトロメウス・スプランヘル画家 1611年

1736年

クロード・ニコラ・ルドゥー

(1736 - 1806)

建築家

フランスの新古典主義建築家。アルク=エ=スナンの王立製塩所などを設計した。

1736年にフランスで生まれ、造形美学と合理性を重視した新古典主義の旗手となる。宮廷建築家として活躍し、王立製塩所（アルク=エ=スナン）など壮麗な公共建築を設計。建築に数学的秩序と象徴性を取り入れ、近代都市計画にも影響を与えた。また、出版物を通じて建築理論を体系化し、後進の建築家に大きな影響を与えた。 1806年に亡くなり、その革新的な設計は各地で評価され続けている。

1736年クロード・ニコラ・ルドゥー建築家 1806年

1839年

モデスト・ムソルグスキー

(1839 - 1881)

作曲家

ロシアの作曲家。国民楽派の一員として独自の音楽語法を確立した。

1839年にロシアで生まれ、貴族階級の軍人官僚として勤務しながら作曲を学ぶ。ロシア民族主義音楽のグループ「国民楽派」に参加し、伝統的な民謡や歴史を題材とした作品を残した。代表作には交響詩『禿山の一夜』、組曲『展覧会の絵』、オペラ『ボリス・ゴドゥノフ』などがあり、その深いドラマ性と民俗的要素が特色である。革新的な和声進行やリズムが後の作曲家にも大きな影響を与えた。1881年に没し、ロシア音楽の発展に欠かせない存在となった。

1839年モデスト・ムソルグスキー作曲家 1881年

1851年

アドルフ・ブロツキー

(1851 - 1929)

ヴァイオリニスト

ロシア出身のヴァイオリニスト・教育者。チャイコフスキーの協奏曲の初演を行った。

1851年にロシア帝国で生まれ、幼少からヴァイオリンを学ぶ。1877年にチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をロンドンで初演し、その演奏は高く評価された。後にマンチェスター音楽大学やカーネギー音楽学校で教鞭を執り、多くの著名な弟子を育成した。演奏家としてのキャリアだけでなく、教則本の執筆や室内楽の普及にも尽力した。1929年に没し、近代ヴァイオリン演奏と教育に大きな足跡を残した。

1851年アドルフ・ブロツキーヴァイオリニスト 1929年

1880年

ハンス・ホフマン

(1880 - 1966)

画家、教育者

画家教育者

ドイツ生まれの画家・教育者。アメリカの抽象表現主義に影響を与えた。

1880年にドイツで生まれたハンス・ホフマンは、パリやミュンヘンで学んだ後、1930年にアメリカへ移住。ニューヨークで『ホフマン・スクール』を開設し、ジャクソン・ポロックやリー・クラズナーなど多くの芸術家を指導しました。色彩や空間を探求した作品制作でも知られ、彼の教育理念は戦後のアメリカ美術界に大きな足跡を残しました。1966年に逝去。

1880年ハンス・ホフマン画家教育者 1966年

1887年

エーリヒ・メンデルゾーン

(1887 - 1953)

建築家

ドイツの建築家。表現主義建築の先駆者として知られる。

1887年にベルリン近郊で生まれたエーリヒ・メンデルゾーンは、Einstein Tower（アインシュタイン塔）など表現主義の代表作を手掛けました。ナチス政権下でアメリカへ移住し、ロンドンやニューアークで活動。シナゴーグや商業ビルなど多彩な作品を残し、20世紀前半の建築界に大きな影響を与えました。1953年に逝去。

エーリヒ・メンデルゾーン建築家 1953年

1889年

柳宗悦

(1889 - 1961)

思想家、美術評論家

思想家美術評論家

日本の思想家・美術評論家。民藝運動を創始した。

1889年に神奈川県で生まれた柳宗悦は、民衆の美を重んじる『民藝』運動を1926年に提唱。民衆の手工芸品を芸術と捉え、収集・研究を進めることで日本の工芸復興に寄与しました。著書に『民藝論』があり、欧米にも影響を与え、死後も民藝運動は世界中で継承されています。1961年に逝去。

1889年柳宗悦思想家美術評論家 1961年

1894年

荒川豊蔵

(1894 - 1985)

陶芸家

日本の陶芸家。民藝運動を代表する人間国宝。

1894年に愛知県で生まれた荒川豊蔵は、民藝運動の理念を体現する陶芸家として知られます。素朴で力強い美を追求し、『縄文象嵌』や『赤絵』など独自の技法を確立。1955年に重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定され、その作品は国内外で高く評価されました。1985年に逝去。

1894年荒川豊蔵陶芸家 1985年

1897年

菅原明朗

(1897 - 1988)

作曲家、啓蒙家

作曲家啓蒙家

1897年菅原明朗作曲家 1988年

1902年

サン・ハウス

(1902 - 1988)

ブルースミュージシャン

アメリカのブルース歌手・ギタリスト。デルタ・ブルースを代表するミュージシャン。

アメリカのブルース歌手・ギタリスト。デルタ・ブルースの重要人物として知られ、力強いスライドギター奏法と魂のこもった歌声が特徴。 1930年代に音楽活動を中断し牧師になるが、1960年代のブルース復興運動で再発見され、活動を再開。 1964年の再録音アルバムはブルースの歴史的名盤とされる。後世の多くのギタリストに影響を与え、ブルース史に残る伝説的存在。彼の録音は現在でもブルース愛好家に愛され続けている。

1902年サン・ハウス英語版ブルースミュージシャン 1988年

1904年

ニコス・スカルコッタス

(1904 - 1949)

作曲家

ギリシャ出身の現代作曲家。十二音技法を取り入れた作品で知られる。

ギリシャ出身の作曲家。 1927年から1933年にかけてベルリン高等音楽院でシェーンベルクに師事し、十二音技法を学ぶ。代表作に「36のギリシャ舞曲」や交響曲があり、民俗音楽と前衛技法を融合させた独自の作風を展開。晩年はギリシャに戻り、母国の音楽文化振興に貢献。死後、その作品は再評価され、国際的にも高い評価を受けている。

1904年ニコス・スカルコッタス 1949年

1906年

河野鷹思

(1906 - 1999)

グラフィックデザイナー

1906年河野鷹思グラフィックデザイナー 1999年