元禄16年2月4日

赤穂浪士が預かりの大名屋敷で切腹する。

1703年、赤穂浪士四十七人が主君の仇討ちを果たした後、幕府の命により切腹した。
1703年(元禄16年)、赤穂浪士四十七人は主君浅野内匠頭の仇討ちを果たした後、幕府の判断により預かり所として使われた大名屋敷で一斉に切腹しました。この事件は忠義を重んじる武士道の象徴とされ、その後『忠臣蔵』などの演劇や文学作品で広く知られるようになりました。切腹当日、浪士たちは凛とした態度で儀礼に臨み、幕府側も武士の礼節を尊重する形で処理したと伝えられます。この一連の出来事は江戸幕府の統治理念と民衆の忠義観に大きな影響を与えました。また、浪士たちの行動は後世にわたり忠誠心の美徳として語り継がれています。
1703年 元禄 2月4日 赤穂浪士 大名屋敷 切腹
1882年

日本初の動物園、上野動物園が開園。

1882年、日本初の動物園として東京・上野に上野動物園が開園した。
1882年、東京の上野恩賜公園内に日本初の動物園として上野動物園が開園しました。園内にはライオンやトラをはじめ、シマウマやカバといった海外の動物が展示され、一般市民の憩いの場となりました。教育普及の面からも意義が認められ、博物館や学校との連携が進みました。この開園は日本の文化・レジャー史における新しいステージの始まりとされています。その後の動物園運営にも大きなモデルを提供しました。
1882年 動物園 上野動物園
2019年

カナダ在住の原爆被爆者で、2017年のノーベル平和賞授賞式で演説したサーロー節子が、バチカンでローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇に面会した。

被爆者の証言を伝えるサーロー節子さんが教皇との面会を通じて平和を訴えました。
サーロー節子さんは広島で被爆後、平和教育の活動家として国際的に知られる存在です。 2017年のノーベル平和賞授賞式で演説を行い、核兵器廃絶への強い意志を示しました。 2019年3月20日、バチカンを訪れフランシスコ教皇と面会し、被爆体験を直接伝えました。 教皇との対話は世界中で報道され、核兵器問題への関心を再燃させました。 この面会は記憶の継承と平和への取り組みに新たな一歩を刻みました。
サーロー節子 フランシスコ教皇