アカシア

学名: Acacia dealbata
科名: マメ科

花言葉

  • 秘めた愛
  • 友情
  • 気まぐれな恋

特徴

花色:

説明

2月の終わり頃から3月一杯くらいまで、黄金の花をつけます。小さなポンポンのような花が房状にたくさんついています。葉は羽状複葉で、白銀色のかかった緑色です。2月~3月の花の時期には木全体が黄色く染まるほど、黄色い小さな花が集まった球形の花を多数咲かせ、芳香を漂わせます。ふわふわでポンポンとした黄色い可愛らしい花が特徴で、暖かい地域に分布する植物です。アカシア属はおよそ1350種が世界中に分布しており、そのうちおよそ1000種類がオーストラリアに分布しています。

豆知識

  • ヨーロッパでは「ミモザ」と呼ばれますが、本来のミモザ(オジギソウ)とは別の植物です。
  • オーストラリアでは「ワトル」と呼ばれ、国花に指定されています。
  • 3月8日の国際女性デーにアカシアを贈る習慣はフランス発祥です。
  • 花言葉の「秘密の愛」は、アボリジニの愛の告白の習慣に由来します。

利用方法

観賞用
  • 庭園樹
  • 切り花
  • ドライフラワー
薬用
  • オーストラリア先住民が樹皮を薬用として使用していました。

注意: 現在では薬用利用は推奨されません。

食用
  • 種子(一部の種)
その他
  • 木材利用
  • タンニン採取
  • 香料

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 樹皮, 葉(一部の種)

症状: 一般的には軽微ですが、敏感な方は皮膚炎を起こすことがあります。

ミニバラ (ミニ薔薇)

学名: Rosa chinensis var. minima
科名: バラ科

花言葉

  • 無意識の美
  • 果てしなき愛
  • 特別な功績

特徴

花色:

説明

バラの中でも小さく可憐な花を咲かせるのがミニバラ。花の色が豊富で、シックな茶系の品種も見かけます。花の大きさは1センチから4センチまでと様々で、花束やアレンジメント等に手軽に利用することが出来ます。高さ20~50cmほどで花や葉も小さく、花色も豊富です。木立ち性で、ロサ・キネンシス'ミニマ'(チャイナ系オールドローズ)の小型の性質を受け継ぐバラです。コンパクトな株に極小輪から中小輪の花を咲かせ、環境がよければ、春から秋まで咲き続けます。

豆知識

  • 現在のミニバラの原種は「Rosa chinensis cv. minima」とされています。
  • 品種改良により、花色のバリエーションが非常に豊富になっています。
  • 四季咲き性を持つため、条件が良ければ年中花を楽しめます。
  • 花言葉の「果てしなき愛」は、長く人々に愛され続けてきた歴史に由来します。

利用方法

観賞用
  • 鉢植え
  • ベランダガーデニング
  • テーブル装飾
薬用
  • 特に薬用利用はありません。

注意: 薬用利用は確認されていません。

食用
  • 花びら
その他
  • フラワーアレンジメント
  • ブーケ
  • 押し花

毒性

症状: 毒性はありませんが、トゲで怪我をする可能性があります。

スイートピー

学名: Lathyrus odoratus
科名: マメ科

花言葉

  • 優美
  • 門出
  • 別れ
  • 私を覚えていて

特徴

花色: ピンク

説明

4月~6月に開花し、薄い花びらはフリルのようについて、赤やピンク、白、紫といったさまざまなカラーバリエーションがあります。ほのかに甘くムスクのような香りがします。「エドワード王朝の花」とも呼ばれ、英国王エドワード7世のアレクサンドラ王妃に愛されました。蝶のような形の花びらが飛び立つ準備をしているように見えることから、門出や別れに関する花言葉が付けられています。春の代表的な花として親しまれ、卒業式や門出を祝う花としてよく使われています。

豆知識

  • 学名Lathyrusは「豆」、odoratusは「芳香のある」という意味のラテン語です。
  • 和名は「ジャコウエンドウ」または「カオリエンドウ」と呼ばれます。
  • エドワード7世の王妃アレクサンドラに愛され、「エドワード王朝の花」と呼ばれました。
  • 2月15日、3月15日、3月20日、6月9日の誕生花とされています。

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • 庭園植栽
  • ハンギングバスケット
薬用
  • 特に薬用利用はありません。

注意: 種子には毒性があるため食用は避けてください。

食用

食用には適しません。種子は特に毒性があります。

その他
  • 香料
  • ポプリ

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 種子, 豆

症状: 種子の摂取により神経系障害を引き起こす可能性があります。

チューリップ

学名: Tulipa gesneriana
科名: ユリ科

花言葉

  • 望みのない恋
  • 正直
  • 気高さ
  • 不滅の愛

特徴

花色: 黄色・紫色

説明

3月~5月に開花し、多彩な花色と形状で世界中で愛されている球根植物です。黄色のチューリップは「正直」「望みのない恋」、紫色のチューリップは「気高さ」「不滅の愛」という花言葉を持ちます。紫色のチューリップは特に珍しく、17世紀ヨーロッパでは珍しい色のため、球根が高額で取引されたほどでした。現在では品種改良により様々な色と形のチューリップが作られ、春の庭園には欠かせない花となっています。

豆知識

  • 17世紀オランダでは「チューリップ・バブル」と呼ばれる投機熱狂が起こりました。
  • 紫色のチューリップは当時、家一軒分の値段で取引されることもありました。
  • トルコ語の「ターバン」が語源で、花の形がターバンに似ていることに由来します。
  • 世界で最も有名な球根植物の一つで、年間数十億個の球根が生産されています。

利用方法

観賞用
  • 庭園植栽
  • 切り花
  • 球根栽培
薬用
  • 特に薬用利用はありません。

注意: 球根は毒性があるため食用は避けてください。

食用

食用には適しません。球根は毒性があります。

その他
  • 球根産業
  • 観光業

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 球根, 茎, 葉

症状: 摂取により胃腸障害、皮膚炎を引き起こす可能性があります。