サン・ホセの火祭りバレンシア)

国・地域: スペイン

何カ月もかけて準備されたボール紙で作られた数々の巨大な張子人形が、一瞬にして焼き尽くされてしまう。2016年、ユネスコの世界遺産に登録。

スペイン・バレンシアで開催される迫力満点の火祭り。巨大な張子人形が燃え尽くされる壮観な伝統行事が見どころ。2016年にユネスコ無形文化遺産に登録。
スペイン・バレンシア地方で毎年3月に行われる伝統的な祭りです。 祭りのハイライトは張子で作られた高さ数メートルの「ファジャ」と呼ばれる人形を燃やす「ラ・クレマ」です。 準備には何カ月もの時間をかけ、職人や市民が芸術性あふれる作品を制作します。 燃え上がる炎と花火が夜空を彩り、観光客にも大人気のイベントです。 2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録され、その文化的価値が世界にも認められました。
火祭り スペイン バレンシア 2016年 ユネスコ

聖ヨセフの日

カトリック教会で聖母マリアの夫、聖ヨセフを祝う祭日。労働者や家庭の守護聖人としても親しまれています。
聖ヨセフの祝日はカトリック教会の典礼暦で毎年3月19日に祝われます。 聖母マリアの夫にしてイエス・キリストの養父として、家族と労働者の守護聖人とされています。 中世以降、ヨーロッパ各地で行列やミサが執り行われ、パンやドーナツなど聖ヨセフにちなんだ菓子を振る舞う習慣があります。 イタリアやスペインでは地域色豊かな祝祭が催され、庭先に飾り付けをする家庭もあります。 日本のカトリック教会でもミサや記念イベントが開かれ、信徒が聖ヨセフへの祈りを捧げます。
聖ヨセフの日