サン・ホセの火祭りバレンシア)

国・地域: スペイン

何カ月もかけて準備されたボール紙で作られた数々の巨大な張子人形が、一瞬にして焼き尽くされてしまう。2016年、ユネスコの世界遺産に登録。

スペイン・バレンシアで開催される迫力満点の火祭り。巨大な張子人形が燃え尽くされる壮観な伝統行事が見どころ。2016年にユネスコ無形文化遺産に登録。
スペイン・バレンシア地方で毎年3月に行われる伝統的な祭りです。 祭りのハイライトは張子で作られた高さ数メートルの「ファジャ」と呼ばれる人形を燃やす「ラ・クレマ」です。 準備には何カ月もの時間をかけ、職人や市民が芸術性あふれる作品を制作します。 燃え上がる炎と花火が夜空を彩り、観光客にも大人気のイベントです。 2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録され、その文化的価値が世界にも認められました。
火祭り スペイン バレンシア 2016年 ユネスコ

ミュージックの日

国・地域: 日本

音楽関係者の労働団体・日本音楽家ユニオンが1991年に制定。「ミュー(3)ジック(19)」の語呂合せ。

「ミュー(3)ジック(19)」の語呂合わせで1991年に音楽家ユニオンが制定した記念日。日頃の音楽文化への感謝を伝える日です。
日付の「3」と「19」を「ミュー」「ジック」と読んだ語呂合わせから誕生しました。 1991年に日本音楽家ユニオンが音楽家の労をねぎらい、音楽文化の振興を目的に制定されました。 コンサートやライブイベント、音楽教室での特別レッスンなど多彩な催しが全国で開催されます。 一般の人も演奏会や音楽ワークショップに参加することで、音楽への親しみを深めることが奨励されています。 SNSでは「#ミュージックの日」のタグが飛び交い、アマチュアからプロまで演奏動画を共有する動きが見られます。
日本 日本音楽家ユニオン 1991年

立庁記念日神奈川県)

国・地域: 日本

慶応4年(1868年)のこの日、明治政府が、幕府から接収した神奈川奉行所を現在の県庁に相当する横浜裁判所に改めたことを記念し、神奈川県庁が制定。

慶応4年(1868年)3月19日に神奈川奉行所が横浜裁判所に改められ、現在の県庁の前身が設置されたことを記念する日。
明治維新直後の慶応4年3月19日、旧幕府の神奈川奉行所を明治政府が接収しました。 同日に横浜裁判所を設置し、これが後の神奈川県庁の前身となりました。 新政府の地方行政機関として県政の基盤を築き、近代的な行政運営が始まりました。 県内では県庁舎の公開イベントや歴史講座が開催され、行政の歴史を振り返る機会が提供されています。 地元メディアでも創設当時の資料展示や関係者のインタビューが行われ、住民の関心を集めています。
日本 神奈川県 慶応 1868年

聖ヨセフの日

カトリック教会で聖母マリアの夫、聖ヨセフを祝う祭日。労働者や家庭の守護聖人としても親しまれています。
聖ヨセフの祝日はカトリック教会の典礼暦で毎年3月19日に祝われます。 聖母マリアの夫にしてイエス・キリストの養父として、家族と労働者の守護聖人とされています。 中世以降、ヨーロッパ各地で行列やミサが執り行われ、パンやドーナツなど聖ヨセフにちなんだ菓子を振る舞う習慣があります。 イタリアやスペインでは地域色豊かな祝祭が催され、庭先に飾り付けをする家庭もあります。 日本のカトリック教会でもミサや記念イベントが開かれ、信徒が聖ヨセフへの祈りを捧げます。
聖ヨセフの日