1917年

長崎県の松島炭鉱で火災。死者50人。

松島炭鉱で発生した火災事故により50名が犠牲となった悲劇。
1917年3月19日、長崎県にあった松島炭鉱で坑内火災が発生しました。 火災は炭鉱内部の照明用火炎から引火したとされ、多くの作業員が逃げ遅れました。 この事故で50名の労働者が犠牲となり、近隣地域に大きな衝撃を与えました。 当時の労働安全基準は未整備であり、この事故を契機に炭鉱の安全規制強化が議論されるようになりました。 記念碑が建てられ、犠牲者の慰霊と炭鉱労働者の労働環境改善が呼びかけられました。
1917年 長崎県 松島炭鉱
1926年

東京市巣鴨から出火。折からの烈風で延焼、597戸が焼失。

1926年3月19日、東京・巣鴨町で発生した大規模な火災で、烈風に煽られ約597戸が焼失した悲惨な災害です。
東京市巣鴨付近で住宅密集地を巻き込む火災が発生。 強風にあおられ延焼が急速に拡大し、火元の特定が困難になるほどでした。 最終的に約597戸の住宅が全焼し、多数の住民が家を失い避難生活を余儀なくされました。 当時の木造家屋密集地の脆弱性が露呈し、都市防災の在り方が問われる契機となりました。 この災害後、東京市は防火対策強化や防風林の整備などの施策を進めました。
1926年 巣鴨
1953年

国鉄日田彦山線釈迦ヶ岳トンネルの工事現場で落盤が発生。死者21人、重軽傷者4人。

1953年3月19日、日田彦山線の釈迦ヶ岳トンネル工事現場で落盤事故が発生し、21人が犠牲となりました。
1953年3月19日、国鉄日田彦山線釈迦ヶ岳トンネルの工事現場で大規模な落盤が発生しました。 作業中の労働者がトンネル内に閉じ込められ、21人が死亡、4人が重軽傷を負う大惨事となりました。 事故原因は地質調査の不十分さや安全対策の遅れとされ、工事の管理体制に重大な問題が浮き彫りになりました。 事故後、国鉄はトンネル工事の安全基準を見直し、地盤調査や避難経路の確保など安全対策を強化しました。 この悲劇は戦後の公共インフラ整備における安全管理の重要性を示し、その後の建設現場の規制強化につながりました。
1953年 日田彦山線 釈迦ヶ岳
1960年

福岡県久留米市の国立療養所久留米病院(後に国立病院機構九州医療センターに統合)で火災。患者11人が焼死。

1960年3月19日、久留米病院で発生した火災により、療養中の患者11人が焼死した痛ましい事故です。
1960年3月19日、福岡県久留米市の国立療養所久留米病院で火災が発生しました。 療養中の患者が多く夜間に起きた火災は瞬く間に広がり、避難が困難な状況となりました。 消防や職員による消火・救助活動が行われましたが、11人の患者が焼死する痛ましい結果となりました。 火災の原因は当時の設備の老朽化や防火対策の不備とされ、病院施設の安全管理に問題点が浮上しました。 この事故を契機に医療施設の防火基準や避難訓練の強化が図られるようになりました。
1960年 福岡県 久留米市 国立病院機構九州医療センター
2016年

フライドバイ981便墜落事故。

2016年3月19日、ロストフ・ナ・ドヌ空港でフライドバイ981便が墜落し、多数の犠牲者が出ました。
2016年3月19日、ロシア・ロストフ・ナ・ドヌ国際空港への着陸進入中、フライドバイ981便が滑走路付近で墜落しました。 機体は大破し、乗員乗客62人全員が死亡する大惨事となりました。 事故調査では気象条件や操縦判断などが焦点となり、航空安全への関心が高まりました。 同社の安全管理体制や地上支援の在り方が改めて見直される契機となりました。 国際航空界では着陸手順の厳格化や乗務員訓練の強化が求められました。
2016年 フライドバイ981便墜落事故