レンゲソウ (蓮華草)

学名: Astragalus sinicus
科名: マメ科

花言葉

  • 実り多き幸せ
  • 心が和らぐ
  • あなたと一緒なら苦痛が和らぐ

特徴

花色:

説明

和名はゲンゲですが、レンゲまたはレンゲソウと呼ばれています。水田裏作の緑肥植物として栽培され、春には紫紅色の花が咲く田園風景が各地で見られましたが、最近は少なくなっています。長さ10~15cmほどの花茎に小さなマメの花を放射状に咲かせ、花の付け根近くは白く、花びらの先にかけてピンクは濃くなっていく花色が美しい。マメ科の植物であるため、根に根粒菌を共生させているので、土中の窒素を根に蓄えて土壌を肥沃にするという性質があります。

豆知識

  • 中国名の「紫雲英」は、花が一面に咲く様子が紫色の雲のように見えることに由来します。
  • 日本の水田では昭和時代まで広く栽培され、春の風物詩でした。
  • 根粒菌との共生により、化学肥料を使わずに土壌を豊かにできる環境に優しい植物です。
  • 蜂蜜の蜜源植物としても重要で、レンゲ蜂蜜は高品質として知られています。

利用方法

観賞用
  • 田園の景観植物
  • 野生花園
  • 自然風ガーデン
薬用
  • 利尿作用
  • 解熱作用
  • 民間薬として利用

注意: 薬用利用は専門家の指導の下で行ってください。

食用
  • 若い葉
その他
  • 緑肥作物
  • 土壌改良
  • 窒素固定

毒性

症状: 毒性はありません。

センテッドゼラニウム

学名: Pelargonium graveolens
科名: フウロソウ科

花言葉

  • 思いがけない出会い
  • 恋煩い

特徴

花色:

説明

ゼラニウムは本来嫌な臭いがあるのですが、これはハーブとして料理やクラフトにも使われることがあります。初夏に咲く花はかわいいものが多く、利用価値の高い草花の一つです。普通のゼラニウムとは異なる印象をもち、花弁が細くて繊細で、野趣あふれる雰囲気があります。代表的なローズゼラニウムのほかに、ミント、柑橘・フルーツ系、スパイス系などさまざまな香りをもつ種類があります。葉からは精油が抽出され、アロマオイルや入浴剤に利用されたり、ハーブティーや料理にも利用されます。

豆知識

  • ローズゼラニウムの香りはバラに似ていることから、バラの代用として香料に使用されます。
  • 窓辺に置くと蚊除けの効果があると言われています。
  • 17世紀にヨーロッパに導入され、香料産業で重要な地位を占めました。
  • 精油1滴を得るために大量の葉が必要で、貴重な香料とされています。

利用方法

観賞用
  • ハーブガーデン
  • コンテナ栽培
  • 香りの庭
薬用
  • リラックス効果
  • 皮膚の調子を整える
  • 虫除け効果

注意: 妊娠中の方は使用を避けてください。

食用
その他
  • 精油抽出
  • ポプリ
  • 入浴剤
  • アロマテラピー

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 葉(大量摂取時)

症状: 適量であれば安全ですが、大量摂取は避けてください。

アザミ (薊)

学名: Cirsium japonicum
科名: キク科

花言葉

  • 独立
  • 安心
  • 厳格
  • 触れないで

特徴

花色:

説明

多年草、まれに一年草や二年草もあります。葉は互生し、羽状に複雑な深い切れ込みがあるものが多く、多くは葉縁や総苞に鋭いトゲがあり、さわるととても痛いものが多いです。4cmほどの大きさで、紫やピンク、白の可愛らしい花を咲かせます。アザミ属の植物は世界に250種以上あり、亜熱帯の海岸から亜高山帯まで、また湿地帯や崩壊地、砂れき地、森林など、さまざまな場所のいろいろな環境に広く分布します。トゲは草食動物に食べられないように身を守るために生えています。

豆知識

  • 名前の「アザミ」は「浅む(傷つける)」が語源で、トゲで刺されることに由来します。
  • スコットランドの国花で、デンマーク軍を撃退した「国を救った花」として有名です。
  • ノアザミは唯一春に咲くアザミで、他は夏から秋に開花します。
  • 金鳥(キンチョー)の社名はキンケイギクとアザミから命名されました。

利用方法

観賞用
  • 野生花園
  • 自然風ガーデン
  • ドライフラワー
薬用
  • 止血作用
  • 消炎作用
  • 利尿作用

注意: 薬用利用は専門家の指導の下で行ってください。

食用
  • 若い茎葉
その他
  • 土壌保全
  • 野生動物の餌

毒性

症状: 毒性はありませんが、鋭いトゲで怪我をする可能性があります。