彼岸の入り2010年・2011年・2014年・2015年・2018年)
国・地域:
日本
春分を中心とする7日間が春の彼岸である。
彼岸の入りは、春分の日をはさんで前後3日を合わせた「春の彼岸」の初日。先祖供養や墓参りを始める日として知られています。
仏教における彼岸はあの世とこの世が最も通じやすいとされ、現世の苦しみから彼岸(悟りの世界)を目指す期間です。
春分の日を中日とし、その前後3日を含めた計7日間が春の彼岸であり、初日を「彼岸の入り」と呼びます。
この時期にはお墓参りをしたり、故人を偲んでおはぎを供えたりする風習が日本各地で行われています。
春の自然と仏教の教えを結びつけた伝統行事であり、季節の節目としての意味も深いものです。
家族や親族が集い、先祖に感謝を捧げる大切な機会となっています。
彼岸
日本
春分
点字ブロックの日
国・地域:
日本
1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校に近い国道250号に世界で初めて敷設されたことに因む。
1967年3月18日に、視覚障害者の歩行支援として世界初の点字ブロックが岡山盲学校付近に敷設されたことを記念する日です。
点字ブロックは視覚障害者が安全に歩行できるよう路面に設置された誘導用タイルです。
1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校近くの国道250号に国内外で初めて常設されたことが起源となります。
当初は視覚障害者福祉の一環として導入され、現在では全国の駅や歩道で標準装備となりました。
点状・線状の模様により、進行方向や注意喚起を視覚以外の感覚で知らせる仕組みが高い効果を発揮しています。
この日はアクセシビリティの大切さを改めて考える機会として、イベントや講演会も開催されます。
点字ブロック
日本
1967年
岡山県立岡山盲学校
国道250号
明治村開村記念日
国・地域:
日本
1965年(昭和40年)のこの日、愛知県犬山市に博物館明治村が開村した。博物館明治村は明治の建築物を保存展示する野外博物館である。
1965年3月18日、愛知県犬山市に開村した博物館明治村は、明治時代の建築物を移築・保存展示する日本初の野外博物館です。
博物館明治村は、明治時代の文化や建築を後世に伝えることを目的として開村されました。
村内には帝国ホテルの旧正面玄関や重要文化財に指定された駅舎・銀行など約60棟の建築物が再現・保存されています。
建物の中では当時の生活用品や家具、調度品も展示され、明治期の暮らしぶりを体感できます。
四季折々の自然に囲まれ、季節ごとのイベントやライトアップも人気を集めています。
教育プログラムやワークショップも充実し、子どもから大人まで学びと発見の場となっています。
日本
1965年
人類初の宇宙遊泳
国・地域:
ロシア
1965年(昭和40年)のこの日、旧ソ連の宇宙船の飛行士が約10分間の宇宙遊泳をした。
1965年3月18日、旧ソ連の宇宙飛行士アレクセイ・レオーノフが約10分間の世界初の宇宙遊泳(EVA)を達成しました。
この宇宙遊泳はソユーズ2号のミッション中に実施され、人類が船外に飛び出す初の試みとなりました。
レオーノフ飛行士は船外活動中に宇宙服が膨張し船内に戻る際に危機を迎えましたが、知恵と冷静な判断で無事帰還しました。
この経験はその後の長時間EVA技術の確立に大きく寄与し、国際宇宙ステーション建設など今日の宇宙活動に不可欠な基盤となりました。
宇宙遊泳の成功はソ連の宇宙開発競争における重要な成果であり、冷戦下の歴史的瞬間を象徴しています。
毎年この日は、人類の挑戦と技術革新の意義を振り返る日とされています。
ロシア
精霊の日
国・地域:
日本
柿本人麻呂、和泉式部、小野小町の3人の命日がこの日であると伝えられていることから。
和歌の名手として知られる柿本人麻呂・和泉式部・小野小町の命日を合わせた、古くから詩人の霊を慰める日です。
日本の代表的な和歌三詩人、柿本人麻呂(奈良時代)、和泉式部・小野小町(平安時代)の命日が共に3月18日と伝えられ、精霊の日と呼ばれています。
当日はこれらの詩人を偲び、詩の朗詠会や供養の法要を行う地域もあります。
文学愛好家の間では、和歌祭や句会など詩歌を詠む集いが開かれることもあります。
近年ではSNS上で詩を詠む「#精霊の日」キャンペーンが行われ、古典和歌への関心を高めるきっかけとなっています。
歴史と詩歌文化を結びつけたロマンチックな記念日と言えるでしょう。
日本
柿本人麻呂
和泉式部
小野小町
本尊示現会
国・地域:
日本
東京都台東区浅草の浅草寺で、ご本尊の観世音菩薩が推古天皇36年(628年)3月18日に示現されたことを祝い、毎年この日に法要が営まれる。貫首をはじめとする一山の住職が総出で、伝法院から仲見世を通り、本堂まで練行列を行なうほか、境内西側で「金龍の舞」が奉演される。また、当日に限り「紅札」と呼ばれる赤い祈祷札が授与される。
浅草寺で毎年3月18日に行われる、本尊の示現を祝う法要と「金龍の舞」が見どころの伝統行事です。
本尊示現会は628年3月18日に観世音菩薩が人々の前に示現した故事に由来し、浅草寺の重要な法要です。
当日は貫首以下の僧侶が伝法院から本堂まで練行列を行い、花や装飾を施した道中が華やかに彩られます。
境内西側では、五穀豊穣や厄除けを祈願する「金龍の舞」が奉演され、観光客にも人気の催しとなっています。
法要では紅色の祈祷札「紅札」が授与され、御利益を求める参拝者で賑わいます。
江戸時代から続く格式ある行事として、浅草寺の歴史と文化を感じられる貴重な機会です。
日本
東京都
台東区
浅草
浅草寺
観世音菩薩