1945年

XBT2D 1試作艦上攻撃機が初飛行。

XBT2D-1試作艦上攻撃機が初飛行し、艦載機開発の新たな段階を示しました。
1945年3月18日、XBT2D-1と呼ばれる艦上攻撃機の試作機が初飛行を行った。 この機体は母艦からの運用を想定した設計で、高い搭載量と航続力が特徴とされた。 試験飛行では操縦性と安定性が確認され、その後の量産型開発に重要なデータを提供した。 戦後の航空技術進歩に貢献した一例として知られている。 艦載機技術の発展史におけるマイルストーンと言える。
XBT2D-1試作艦上攻撃機
1964年

早川電機(現在のシャープ)とソニーが、商用化された製品としては初の電子式卓上計算機(電卓)を発表。

早川電機(シャープ)とソニーが世界初の商用電子式卓上計算機を発表しました。
1964年3月18日、早川電機(現シャープ)とソニーが共同で電子式卓上計算機を発表した。 この製品は商用化された電子計算機としては世界初となり、トランジスタ技術を活用して小型化を実現した。 従来の機械式計算機と比べて高速かつ静音で、事務作業に革命をもたらした。 以降、電卓市場は急速に拡大し、オフィスの必需品として定着した。 デジタル計算機器普及の起点となった記念すべき発表である。
1964年 シャープ ソニー 電卓
1965年

ソ連の宇宙飛行士アレクセイ・レオノフが宇宙船ヴォスホート2号から離れて、世界初となる12分9秒間の船外活動船外活動(宇宙遊泳)を行う。

ソ連の宇宙飛行士アレクセイ・レオノフがヴォスホート2号から船外に飛び出し、世界初の宇宙遊泳を行いました。船外活動は12分9秒に渡り、人類の宇宙活動の新たな時代を切り開きました。
1965年3月18日、ソ連の有人宇宙船ヴォスホート2号の船外活動中に、アレクセイ・レオノフは宇宙船から約5.35m離れて船外活動を実施した。 当時の宇宙服は硬質で、操作性が限られていたものの、彼は12分9秒もの長時間に渡って宇宙空間を漂った。 船内との通信や安全確保のための命綱(テザー)の運用方法が初めて試され、人類初のEVA(Extravehicular Activity)として歴史に刻まれた。 この成功は後の月面着陸や国際宇宙ステーションでの作業など、有人宇宙開発における船外活動技術の基礎となった。 レオノフ自身は、宇宙服の圧力膨張によりハッチに戻る際に苦労したことを回想しており、そのエピソードは技術改良の教訓として知られている。
1965年 アレクセイ・レオノフ ヴォスホート 2号 船外活動
1980年

ソ連・プレセツク宇宙基地43番サイトで燃料注入中のボストーク 2Mロケットが爆発、48人が死亡した。

プレセツク宇宙基地で燃料注入中のロケットが爆発し、48名が死亡しました。
1980年3月18日、ソ連北西部のプレセツク宇宙基地(当時はソビエト連邦)43番発射サイトで、ボストーク2Mロケットの燃料注入中に爆発事故が発生した。 事故により燃料タンクが破裂し、付近にいた技術者や作業員48名が即死した。 事象の詳細は長らく秘匿されており、外部への情報公開が制限された。 この事故はソ連の有人宇宙開発技術における最大級の悲劇とされ、後の安全対策強化の契機となった。 発射施設の修復と新たな安全プロトコルの導入が急務となり、打ち上げスケジュールにも大きな影響を与えた。
1980年 プレセツク宇宙基地 ボストーク-2M
1989年

エジプトのクフ王のピラミッドで、4,400年前のミイラが発見される。

1989年3月18日、エジプト・ギザのクフ王のピラミッド内部で約4,400年前のミイラが発見されました。
発見されたミイラはクフ王が建造したピラミッド内部の副葬品と共に保存されていました。 エジプト考古学チームは慎重に発掘調査を行い、ミイラの保存状態の良さに注目しました。 放射性炭素年代測定の結果、紀元前2500年頃と推定され、およそ4,400年前のものでした。 この発見はピラミッド内部の構造や葬送儀礼の実態を知る貴重な手がかりとなりました。 発見後は世界中の研究者による分析が進み、古代エジプト文明への理解がさらに深まりました。 観光客向けの展示でも取り上げられ、大きな話題を呼びました。
1989年 エジプト クフ王 ピラミッド ミイラ
1995年

宇宙開発事業団が静止気象衛星「ひまわり5号」をH IIロケット3号機により打上げ。

1995年3月18日、宇宙開発事業団が静止気象衛星『ひまわり5号』をH IIロケット3号機で打ち上げました。
ひまわりシリーズは日本の気象観測技術を牽引する重要な人工衛星です。 5号機は赤外線観測器や可視光観測器を強化し、観測精度が大幅に向上しました。 1995年3月18日、H-IIロケット3号機により種子島宇宙センターから打ち上げられました。 衛星は予定された静止軌道に正常に投入され、運用が開始されました。 台風監視や気象モデリングにおいて高い信頼性を示し、アジア全域の天気予報精度を支えました。 日本の宇宙開発技術の高さを国内外に示す成果となりました。
1995年 宇宙開発事業団 ひまわり5号 H-IIロケット
2011年

東京スカイツリーの高さが634メートルに到達。

東京スカイツリーの鉄塔が最終目標の高さ634メートルに到達しました。
東京スカイツリーは東京墨田区に建設された電波塔および展望塔です。2008年5月に着工し、高さ634mという日本一の塔を目指しました。2011年3月18日に鉄骨組み上げが完了し、設計どおりの高さに到達しました。これにより世界最高のタワーとしてギネス記録に認定されました。完成後は多くの観光客が訪れるランドマークとなりました。
東京スカイツリー
2018年

アメリカ、アリゾナ州テンピで、試験走行中だったUberの自動運転車が歩行者をはねて死亡させる。自動運転車によって歩行者が犠牲になった初めての事故。

アリゾナ州テンピで試験走行中だったUberの自動運転車が歩行者をはね、初の死亡事故となりました。
2018年3月18日、アメリカ・アリゾナ州テンピでUberが試験走行中の自動運転車が歩行者をはねて死亡させる事故が発生しました。 この事故は自動運転車によって歩行者が犠牲になった初めての事例として世界中で大きく注目を集めました。 事故車両はセンサーとソフトウェアによる障害物検知機能を備えていましたが、歩行者を正確に認識できなかった可能性が指摘されました。 この事件を契機に米国運輸省や各州政府は自動運転車の試験走行に関する規制強化や安全基準の見直しを急ぎました。 同時に、自動運転技術の信頼性向上を図るための研究開発がさらに重要視されるようになり、業界全体に大きな影響を及ぼしました。 本事故は自動運転車の普及と安全性のバランスについて改めて議論を呼び起こす契機となりました。
アリゾナ州 テンピ Uber 自動運転車
2020年

新型iPad ProとMagic Keyboardが発表。iPadOSトラックパッドとマウスのサポートも発表された。

Appleが新型iPad ProとMagic Keyboardを発表し、iPadOSでトラックパッドとマウスを正式サポートすると発表しました。
2020年3月18日、Appleは新型iPad ProとMagic Keyboardを発表しました。 新しいiPad ProはA12Z Bionicチップを搭載し、11インチと12.9インチの2サイズをラインアップに加えました。 Magic Keyboardはトラックパッド付きで、浮遊型ヒンジ機構とUSB-Cポートを備え、タイピング環境と操作性を大きく向上させました。 合わせて発表されたiPadOSのアップデートでは、トラックパッドとマウスの正式サポートが導入され、マルチタスク操作やカーソル機能が強化されました。 これによりiPadは従来のタブレット用途を超え、ノートパソコンに近い生産性を提供できるデバイスとして注目を集めました。 発表後、ユーザーや開発者から高い評価を受け、タブレット市場での競争を一層激化させる要因となりました。
2020年 iPad Pro iPadOS