1850年

ヘンリー・ウェルズ、ウィリアム・ファーゴ、ジョン・バターフィールドの3人が経営していた運送会社を統合し、アメリカン・エキスプレス社が設立される。

ヘンリー・ウェルズらによってアメリカン・エキスプレス社が設立されました。
1850年3月18日、ヘンリー・ウェルズ、ウィリアム・ファーゴ、ジョン・バターフィールドの3氏が既存の運送会社を統合し、アメリカン・エキスプレス社を創設しました。 当初は馬車による急送サービスを提供し、後に金融サービスや旅行業務へと事業を拡大しました。 同社の創業は米国における物流と金融の結びつきを象徴する出来事とされています。 現在では世界的なクレジットカード会社として知られ、グローバルブランドに成長しました。 創業当初のロゴには天使が持つ盾と剣が描かれ、信頼性を表現しています。
1850年 アメリカン・エキスプレス
1938年

メキシコが国内にある外国所有下の石油資源をすべて国有化。

メキシコ政府が外国資本の石油資源を完全に国有化した日。
1938年3月18日、メキシコのラサロ・カルデナス大統領は外国石油会社の事業を国有化し、国内の石油資源をすべて政府管理下に置く大統領令を公布しました。これによりエクソンやシェブロンなど米英系企業は操業を停止し、後にメキシコ石油公社(PEMEX)が設立されます。国有化は民族主義の高揚と経済的自立を象徴する出来事となり、国際的な石油市場にも大きな影響を与えました。アメリカやイギリスとの外交摩擦を招いた一方、メキシコ国民の支持を集めました。
1938年 メキシコ
1947年

アジア極東経済委員会(現 アジア太平洋経済社会委員会)設置。

アジア極東経済委員会(ECAFE)が設置され、アジア地域の経済協力が本格化しました。
国連経済社会理事会の決議により、1947年3月18日にアジア極東経済委員会が発足した。 現アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の前身組織であり、加盟国間の経済開発と社会進歩を支援する目的を持つ。 設立当初は17か国が参加し、インフラ整備や貿易促進などのプロジェクトを推進した。 アジア戦後復興期における多国間協力の枠組みとして重要な役割を果たした。 今日のAPECやASEAN経済協力の礎を築いた。
1947年 アジア太平洋経済社会委員会
1974年

OPEC諸国が5か月に渡り続けていた、アメリカ・ヨーロッパ・日本への石油輸出禁止措置を解除。

OPECが石油輸出禁止措置を解除し、第一次石油危機のピークが過ぎ去りました。
1974年3月18日、石油輸出国機構(OPEC)が1973年10月から続けていたアメリカ合衆国、ヨーロッパ、日本などへの石油輸出禁止措置を解除した。 この禁輸措置は第四次中東戦争を契機に実施されたもので、世界的なエネルギー危機と物価高を招いていた。 解除により市場への原油供給が急速に再開され、石油価格の一時的な安定がもたらされた。 しかし同時に石油価格は従来より高い水準で固定化され、各国は省エネルギー政策や代替エネルギー開発を加速させた。 この流れは以降のエネルギー政策に大きな影響を与えた。
1974年 OPEC