03月18日の命日 - 軍人・武人 | calendar.web-standard.org

嘉承3年2月4日

安倍宗任

(1032 - 1108)

陸奥国の豪族

平安時代後期の陸奥国の豪族。前九年合戦で源氏と対峙した。

安倍宗任は1032年に陸奥国で生まれ、安倍氏当主として奥州を支配した。前九年合戦では源義家率いる朝廷軍と衝突し、激しい抗戦を繰り広げたが敗北した。合戦後、義家に降伏したものの直後に討たれたと伝えられる。地方豪族と中央政権の緊張関係を象徴する存在であり、後に文学や史書に数多く取り上げられた。彼の活躍は奥州の歴史に大きな足跡を残している。

1108年嘉承 2月4日安倍宗任陸奥国 1032年

1877年

佐川官兵衛

(1831 - 1877)

元会津藩家老

江戸時代末期の会津藩家老として藩政や防衛を担った武士。

佐川官兵衛は1831年に会津藩の家老職を務める家系に生まれた。家老として藩政の中枢を支え、領内の行政と防衛を統括した。幕末の動乱期には会津藩を代表する重臣として藩の存続に尽力した。戊辰戦争では会津城下で藩士とともに戦い、藩の防衛にあたった。明治維新後の混乱期を経て、1877年にこの世を去った。

1877年佐川官兵衛会津藩家老 1831年

1982年

ワシーリー・チュイコフ

(1900 - 1982)

ソ連邦元帥

ソ連邦の元帥。スターリングラード攻防戦で果敢な指揮を執り、連合軍の勝利に貢献した。

1900年2月12日にロシア帝国領内で生まれる。1920年代からソ連軍に加わり、第二次世界大戦では第62軍司令官としてスターリングラード防衛戦を指揮。厳寒と包囲という極限下でドイツ軍を食い止め、戦局転換の契機を作った。戦後も軍事指導者として要職を歴任し、1955年にソ連邦元帥に昇進。冷戦期には軍事・政治両面で大きな影響力を持ち続けた。1982年3月18日に逝去。

1982年ワシーリー・チュイコフソ連邦元帥 1900年

2018年

ゲオルギー・モソロフ

(1926 - 2018)

テストパイロット

ソ連空軍のエース・テストパイロット。超音速飛行記録を樹立した航空英雄。

1926年にソ連で生まれ、若くして空軍に入隊。ミク-21や試作機の飛行試験を担当し、1962年にマッハ2制限を突破する記録を樹立。その勇敢な飛行でソビエト連邦英雄の称号を受けた。後年は後進の育成や航空技術の発展に尽力し、多数の著作や講演を通じて知見を共有した。冷戦時代の航空技術競争において重要な役割を果たした人物である。

2018年ゲオルギー・モソロフ 1926年

2020年

アルフレッド・ウォーデン

(1932 - 2020)

軍人、宇宙飛行士

軍人宇宙飛行士

1932年生まれのアメリカ空軍士官出身の宇宙飛行士。アポロ15号ミッションで月周回飛行を遂げた。

1932年生まれのアメリカ空軍士官。NASAの宇宙飛行士としてアポロ15号ミッションに参加し、司令船操縦士として月周回実験を担当した。多数の科学データを地球に持ち帰り、月探査に貢献した。退役後は講演や執筆を通じて宇宙科学の普及に尽力した。深遠な宇宙への探究心を後世に伝えた。

アルフレッド・ウォーデン 1932年

2023年

ウラジーミル・チェルナヴィン

(1928 - 2023)

ロシア海軍大将、ソビエト海軍総司令官、海軍元帥

ロシア海軍大将ソビエト海軍総司令官海軍元帥

ソ連・ロシア海軍で最高幹部を務めた海軍大将。冷戦期の海軍戦略を指揮し、海洋戦力強化に尽力した。

1928年に旧ソ連で生まれ、海軍士官としてキャリアをスタートさせた。 1985年にソビエト海軍総司令官に就任し、冷戦期の海軍戦略を指揮。ソ連崩壊後はロシア海軍大将として組織再編に取り組んだ。海軍元帥の称号を授与され、その指導力が高く評価された。 2023年に亡くなり、長年の軍事的貢献が語り継がれている。

ウラジーミル・チェルナヴィン 1928年

2024年

トーマス・スタッフォード

(1930 - 2024)

軍人、宇宙飛行士

軍人宇宙飛行士

アメリカ空軍の軍人で、NASAの宇宙飛行士。アポロ計画など多くのミッションに参加した。

1930年に米国で生まれたトーマス・スタッフォードは、空軍のテストパイロット出身の宇宙飛行士。ジェミニ6A号およびジェミニ9A号で宇宙飛行を経験し、ミッションを成功に導いた。 1969年にはアポロ10号の司令船操縦士として月周回飛行を担当。 1975年のアポロ・ソユーズ共同計画では司令官を務め、米ソ協力を象徴した。 NASA退職後は軍務に復帰し、1979年に退役。2024年に逝去した。

トーマス・スタッフォード 1930年