03月18日の誕生日 - 科学者・研究者

1690年

クリスティアン・ゴルトバハ

(1690 - 1764)

数学者

ロシアで活躍した数学者で、ゴールドバッハ予想の提唱者。

ケーニヒスベルク生まれ。大学で数学と法学を学ぶ。エカテリーナ2世の招きによりペテルブルク科学アカデミーに参加。オイラーと交流し、さまざまな論文を発表した。 1742年に偶数を3つの素数の和で表せるというゴールドバッハ予想を提出。生涯を通じて数論や微積分の研究に励み、1764年に没した。

1690年クリスティアン・ゴルトバハ数学者 1764年

1830年

フュステル・ド・クーランジュ

(1830 - 1889)

歴史学者

フランスの歴史学者。古代都市国家の研究で知られる。

1830年にパリで生まれる。パリ大学で歴史学を学び、古代ギリシャ・ローマの市民社会を研究。代表作『古代都市国家』（La Cité antique）で家族・宗教・政治の関係を体系的に解明。厳密な史料批判と考証により、近代歴史学の基礎を築いた。多くの門下生を育成し、フランス史学界に大きな影響を与えた。晩年には社会問題にも言及し、学問の公共性を唱えた。

1830年フュステル・ド・クーランジュ歴史学者 1889年

1858年

ルドルフ・ディーゼル

(1858 - 1913)

ディーゼル機関発明

ドイツの技術者・発明家。ディーゼル機関を発明し、動力機関の技術革新に貢献。

1858年にドイツで生まれ、化学と機械工学を学んだ。 1892年に圧縮着火式内燃機関（ディーゼル機関）を発明し、特許を取得した。彼の発明は高効率で強力な動力源として船舶や発電所に応用された。ディーゼルエンジン社を設立し、実用化と普及に尽力した。 1913年に謎の死を遂げたが、その技術は現代でも幅広く利用されている。

1858年ルドルフ・ディーゼルディーゼル機関 1913年

1874年

稲田龍吉

(1874 - 1950)

細菌学者

日本の細菌学者。感染症研究と教育に尽力した医師科学者。

1874年に生まれ、東京帝国大学医科大学で細菌学を専攻した。コッホの方法を日本に紹介し、結核やコレラなどの感染症研究に貢献した。大学教授として多くの研究者を育成し、細菌学の普及に努めた。政府の公衆衛生政策策定にも関与し、予防医学の発展に寄与した。 1950年に逝去し、その業績は現代の感染症対策に影響を与え続けている。

1874年稲田龍吉細菌学者 1950年

1880年

ヴァルター・ホーマン

(1880 - 1945)

技術者、宇宙工学者

技術者宇宙工学者

ドイツの技術者・宇宙工学者。ホーマン転移軌道を提唱し、効率的な人工衛星打ち上げ法を確立した。

1880年にドイツで生まれ、マインツ工科大学で工学を学んだ。 1925年に発表したホーマン転移軌道は、軌道間移動の燃料効率を劇的に改善した。この概念は今日の宇宙航行や人工衛星打ち上げの基本理論として広く採用されている。第二次世界大戦後も宇宙開発理論の研究を続け、教育活動にも従事した。多くの論文を執筆し、宇宙工学の礎を築いた工学者として評価されている。 1945年に没したが、彼の業績は現在も活用されている。

1880年ヴァルター・ホーマン技術者宇宙工学者

1883年

茅野蕭々

(1883 - 1946)

ドイツ文学者

1883年茅野蕭々ドイツ文学者 1946年

1886年

クルト・コフカ

(1886 - 1941)

心理学者

ドイツ生まれの心理学者。ゲシュタルト心理学の創始者の一人として知られる。

1886年にドイツで生まれ、ベルリン大学などで心理学を学んだ。ゲシュタルト心理学をマックス・ヴェルトハイマー、ウォルフガング・ケーラーと共に提唱した。彼は知覚、学習、思考の統一的理解を目指し、「全体は部分の総和以上である」という概念を示した。著書『The Principles of Gestalt Psychology』は心理学史における重要文献とされる。第二次世界大戦前にアメリカへ移住し、ニューヨーク大学で教鞭を執った。 1941年に亡くなるまで教育と研究に尽力した。

クルト・コフカ心理学者 1941年

1891年

瀬藤象二

(1891 - 1977)

電気工学者

日本の電気工学者。電力分野の研究に従事しました。

瀬藤象二は1891年に生まれ、日本の電気工学界で活動しました。専門分野は電力システムの研究や電気機器の開発にあり、電力技術の進歩に寄与しました。当時の日本社会におけるエネルギー供給の安定化に貢献し、多くの学生を指導しました。1977年に没し、その業績は現在も評価されています。

瀬藤象二電気工学者

1904年

吉川幸次郎

(1904 - 1980)

中国文学者

日本の中国文学者。中国古典の研究と翻訳に貢献しました。

吉川幸次郎（1904–1980）は京都大学名誉教授として中国文学研究に携わりました。『紅楼夢』などの中国古典を独自の視点で分析し、日本語訳や批評を多数発表しました。後進の指導にも熱心で、多くの学徒を育成しました。1970年代以降も精力的に執筆活動を続け、1980年に没するまで学界で高い評価を得ていました。

1904年吉川幸次郎中国文学者 1980年

1922年

シーモア・M・リプセット

(1922 - 2006)

社会学者、政治学者

社会学者政治学者

アメリカの社会学者・政治学者。\n民主主義研究の第一人者。

1922年にアメリカで生まれた。\n政治社会学の分野で民主主義や階級分析に関する理論を構築。\n代表作に『民主主義の条件』や『社会的起源』などがある。\nハーバード大学やジョージタウン大学で教鞭を執った。\n2006年に没した。

シーモア・M・リプセット社会学者政治学者 2006年

1928年

レンナルト・カルレソン

数学者

レンナルト・カルレソンは、ハーモニック解析に功績を残した数学者です。

レンナルト・カルレソン（1928年3月18日生まれ）は数学者です。ハーモニック解析や複素解析で先駆的な研究を行い、複数の定理や概念に名を残しています。カルレソン測度やカルレソン予想など、その研究は多岐にわたります。学会や大学で招待講演を行うなど国際的に高く評価されました。現在も精力的に研究を続け、後進の育成にも力を注いでいます。

レンナルト・カルレソン数学者

1937年

杉本大一郎

天文学者

日本の天文学者。研究を通じて宇宙の理解に貢献。

1937年生まれ。大学で天文学を学び、研究者としてキャリアを開始。惑星や星間物質の研究を中心に活動。国内外の学会で成果を発表し、教育にも携わる。長年にわたり後進の指導に尽力している。

杉本大一郎天文学者