天正14年1月28日

浅野長晟

(1586 - 1632)

初代広島藩主

初代広島藩主
江戸初期の大名で、初代広島藩主を務めた人物。
浅野家の一族として生まれ、徳川家康に仕えた。 関ヶ原の戦い後、安芸国広島に移封され、広島城を拠点に藩政を開始。 領内の治水や産業振興に努め、城下町の整備を進めた。 学問や文化を奨励し、寺社の復興にも力を注いだ。 1632年に没し、跡を長子が継いだ。
1586年 天正 1月28日 浅野長晟 広島藩主 1632年
1604年

ジョアン4世

(1604 - 1656)

ポルトガル王

ポルトガル王
ポルトガルの王で、スペイン支配からの独立を回復した立役者。
ブルガンザ家の支流に生まれ、1640年のポルトガル王位回復革命を率いた。 スペイン・ハプスブルク家の支配を終わらせ、1640年に国王として即位。 ブランガンザ朝の初代国王として、独立戦争を主導し領土の防衛に努めた。 文化・芸術の保護者としても知られ、リスボンの宮廷文化を発展させた。 1656年に没し、長男が王位を継承した。
1604年 ジョアン4世 ポルトガル王 1656年
1609年

フレデリク3世

(1609 - 1670)

デンマーク王

デンマーク王
デンマーク・ノルウェー王として絶対王政を確立した君主。
クリスチャン4世の次男として生まれ、1648年に即位。 デルトヴィン戦争や北方戦争を経て、1660年に貴族議会の権限を制限。 選挙制王政を廃止し、世襲制絶対王政を確立した。 経済振興や海軍力強化に尽力し、バルト海の主導権を追求。 1670年に没し、嫡男クリスチャン5世が後を継いだ。
1609年 フレデリク3世 デンマーク王 1670年
享保9年2月23日

水野勝前

(1724 - 1763)

第4代結城藩主

第4代結城藩主
江戸時代の大名で、結城藩の第4代藩主を務めた人物。
水野家の家督を継ぎ、享保年間に第4代藩主として就任。 領内の財政再建に取り組み、検地や年貢制度を見直した。 治水工事や街道整備を推進し、農業生産の安定化を図った。 儒学を奨励し、藩校を設立して人材育成にも注力。 1763年に没し、弟が家督を相続した。
1724年 享保 2月23日 水野勝前 結城藩主 1763年
寛保3年2月23日

安藤信成

(1743 - 1810)

初代磐城平藩主

初代磐城平藩主
江戸時代の大名で、初代磐城平藩主として領地の開発に努めた。
安藤家の一族として生まれ、幕府の旗本から大名に昇格。 1783年に磐城平藩初代藩主となり、領内復興に着手。 農地拡大や灌漑工事を推進し、米の収量を向上させた。 藩校を創設し、学問や技術の普及に力を注いだ。 1810年に没し、子孫が藩政を継承した。
1743年 寛保 2月23日 安藤信成 磐城平藩主 1810年
延享3年1月27日

池田政直

(1746 - 1818)

第5代鴨方藩主

第5代鴨方藩主
江戸時代の大名で、鴨方藩の第5代藩主を務めた人物。
備中国鴨方藩の池田家に生まれる。 藩主就任後、財政再建に取り組み、倹約令を発布。 絹織物や酒造業を奨励し、藩産業の振興を図った。 洋学を導入し、蘭学者を招いて藩士の教育に活用。 1818年に没し、跡を子が継いだ。
1746年 延享 1月27日 池田政直 鴨方藩主 1818年
1782年

ジョン・カルフーン

(1782 - 1850)

第7代アメリカ合衆国副大統領

第7代アメリカ合衆国副大統領
アメリカの政治家で、第7代副大統領を務め、南部の権利擁護論者として知られる。
サウスカロライナ州生まれ。若くして州議会議員に選出される。 1817年から連邦下院議員、1825年から副大統領(アダムズ、ジャクソン両政権)を務めた。 「ヌルリフィケーション論」を主張し、州の権利と奴隷制度維持を訴えた。 晩年は上院議員として活躍し、南北対立の先駆的理論家と評価された。 1850年に没し、思想は南北戦争前夜の論争に影響を与えた。
1782年 ジョン・カルフーン アメリカ合衆国副大統領 1850年
1790年

キュスティーヌ侯爵

(1790 - 1857)

外交官、紀行文作家

外交官 紀行文作家
フランスの外交官・紀行文作家。 ロシア旅行記『La Russie en 1839』で知られる。
1790年にフランス貴族の家系に生まれる。 1839年にロシアを訪れ、その観察を基に旅行記『La Russie en 1839』を発表。 当時のロシア社会や政治体制を鋭く描写し、ヨーロッパで大きな反響を呼んだ。 皇帝ニコライ1世の専制体制にも批判的な視点を持ち、風刺と洞察に富んだ筆致が特徴。 文学的な叙述と歴史的考証を融合させたスタイルは、旅行文学に新たな地平を開いた。 晩年も文化評論や随筆を執筆し、1857年に没するまで活躍した。
1790年 キュスティーヌ侯爵 外交官 紀行文作家 1857年
寛政9年2月20日

堀河康親

(1797 - 1859)

公卿

公卿
江戸時代後期の公卿(くげ)。 幕府と朝廷の橋渡し役として活躍した。
1797年に近衛家の分家に生まれる。 朝廷の儀式執行や文書管理を担当し、公家社会の運営に関与。 幕府との外交事務や朝廷行事の整備を推進し、政務の近代化に寄与した。 和歌や書道にも長け、文化面での影響力も大きかった。 幕末の動乱期にあって公武合体政策の調整役を務め、1859年に没するまで活動を続けた。
1797年 寛政 2月20日 堀河康親 1859年
享和2年2月15日

三条実万

(1802 - 1859)

公卿

公卿
江戸時代末期の公卿。 三条家当主として幕府と朝廷の調停に尽力した。
1802年に公家の名門・三条家に生まれる。 朝廷の要職を歴任し、幕末の政治改革や対外交渉に参画。 公武合体政策の実現に向け、幕府と朝廷の仲介を図った。 書道や和歌に優れ、文化人としても高い評価を得た。 学問や儀礼の整備に力を注ぎ、公家社会の近代化に貢献。 1859年にその生涯を閉じた。
1802年 享和 2月15日 三条実万
1828年

ウィリアム・ランダル・クリーマー

(1828 - 1903)

政治家、平和運動家

政治家 平和運動家
イギリスの政治家・平和運動家。 1903年にノーベル平和賞を受賞。
1828年にロンドン近郊に生まれる。 下院議員としてアイルランド自治や平和主義を掲げた政策を推進。 国際仲裁協会の設立に尽力し、紛争の平和的解決を呼びかけた。 1887年にはノルウェー・スウェーデン間の仲裁条約交渉を主導。 1903年にノーベル平和賞を受賞し、和平活動の先駆者として評価された。 講演や著作を通じて生涯にわたり平和理念の普及に努めた。
1828年 ウィリアム・ランダル・クリーマー 政治家 平和運動家 1903年
天保5年2月9日

江藤新平

(1834 - 1874)

政治家

政治家
明治維新期の政治家。 司法制度の整備や佐賀の乱への対応で知られる。
1834年に長崎で生まれ、尊皇攘夷運動に参加。 明治政府では司法卿として近代司法制度の基礎を築き、警察制度を創設。 郵便事業や学制整備にも携わり、日本の近代化に貢献。 しかし佐賀の乱鎮圧に異議を唱え、政府と対立して投獄される。 1874年に処刑され、維新官僚の矛盾を象徴する人物となった。
1834年 天保 2月9日 江藤新平 1874年