元治2年2月12日
長崎の潜伏キリシタンが大浦天主堂を訪れ、信者であると告げる。
江戸時代の禁教令下で潜伏キリシタンが大浦天主堂を訪れ、自らの信仰を告白した歴史的瞬間。
長崎の大浦天主堂は、1859年に完成した日本初の西洋式カトリック教会です。
長年禁教政策により地下に潜伏していたキリシタンが、1865年3月17日に一斉に訪れ信者であることを告白しました。
この出来事は幕府や明治政府に対してキリスト教存在証明となり、後の宗教弾圧の緩和に繋がりました。
潜伏キリシタンの存在が公に認識されたことは、日本の宗教史における大きな転換点です。
また、閉ざされていた異文化交流が再び注目される契機ともなりました。
1865年
元治
2月12日
潜伏キリシタン
大浦天主堂