ブルーレースフラワー

学名: Trachymene caerulea
科名: セリ科

花言葉

  • 無言の愛
  • 繊細な美しさ

特徴

花色:

説明

一属一種のカエルレアを改良した園芸品種です。色は青以外にもピンクや白があります。名前の似たものにホワイト・レース・フラワーがありますが、別の植物です。小花の集合体が一つの大きな花となっており、小花ひとつひとつが大きめなのが特徴です。傘状に小花が密生して半球状に盛り上がり、直径5~7cmくらいの房になります。葉や茎にうっすらと産毛のような毛が生えており、花色も淡いトーンであることから、優しい印象を受ける花です。

豆知識

  • 学名Trachymeneは、ギリシャ語の「trachys(ざらついた)+ meninx(膜)」が語源で、実の形に由来します。
  • ホワイトレースフラワーとは全く別の植物で、混同されることがありますが種類が異なります。
  • オーストラリアでは40~50種の原種が自生しています。
  • 切り花として非常に日持ちが良く、フラワーアレンジメントに重宝されています。

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • フラワーアレンジメント
  • ブーケ
薬用
  • 特に薬用利用はありません。

注意: 薬用利用は確認されていません。

食用

食用には適しません。

その他
  • ドライフラワー
  • 押し花

毒性

症状: 毒性はありません。

イキシア

学名: Ixia hybrida
科名: アヤメ科

花言葉

  • 団結
  • 誇り高い
  • 秘めた恋

特徴

花色:

説明

春に小さな花を穂のように咲かせる球根花。花もちが良いので、茎の長い品種は切花にも合います。花が雨にはとても弱いため、庭植えより鉢植えでの栽培が向いています。針金のように細くしなやかな茎に、優美な花がびっしりと咲き、背丈30~80cm、横幅15cm~30cmほどになります。花は夜間や雨天には閉じていて、日中は大きく開きます。球茎は、直径2cmほどのらっきょうのような形をしており、性質は強く、フリージアや春咲きグラジオラスなどと同様、冬の寒さに注意すれば育てやすく、球根もよくふえます。

豆知識

  • 学名Ixiaは古いギリシャ語で「鳥もち」の意味で、茎や葉を傷つけると出る粘性の液に由来します。
  • 和名のヤリズイセン(槍水仙)は、細長い葉の形が槍に似ていることから名付けられました。
  • 南アフリカには40~50種の原種が自生しており、多様な花色があります。
  • 花は太陽の動きに合わせて開閉する性質があり、曇りの日は花が開きません。

利用方法

観賞用
  • 鉢植え
  • 切り花
  • ロックガーデン
薬用
  • 特に薬用利用はありません。

注意: 薬用利用は確認されていません。

食用

食用には適しません。

その他
  • ドライフラワー
  • 園芸コレクション

毒性

症状: 毒性はありません。

サンシュユ (山茱萸)

学名: Cornus officinalis
科名: ミズキ科

花言葉

  • 持続
  • 強健
  • 耐久

特徴

花色:

説明

春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせます。黄色い小花が30個ほど集まって直径2~3cmくらいの小さな花序を形成し、2月中旬~4月上旬頃に開花します。秋にグミに似た赤い実をつけ、実の見頃は10月〜12月にかけてです。果実は漢方に使われ、強精薬、止血、滋養強壮、頻尿、収斂、冷え性、低血圧症、不眠症に効用があるとされます。春一番に黄金色の花を咲かせることから「春黄金花(ハルコガネバナ)」とも呼ばれ、秋の赤い実が珊瑚のように見えるため「秋珊瑚(アキサンゴ)」の別名もあります。

豆知識

  • 学名のCornusはラテン語で「角」を意味し、堅い材質に由来します。
  • officinalisは「薬効のある」という意味で、薬用価値を表しています。
  • 中国では「山茱萸」として漢方の六味地黄丸などの重要な処方に使用されます。
  • 花期が非常に早く、雪の中で咲くこともあるため「雪中花」とも呼ばれます。

利用方法

観賞用
  • 庭園樹
  • 公園樹
  • 早春の観賞用
薬用
  • 滋養強壮
  • 頻尿改善
  • 冷え性
  • 低血圧症
  • 不眠症

注意: 漢方薬として使用する際は専門家の指導が必要です。

食用
  • 果実(薬用として)
その他
  • 木材利用
  • 染料(樹皮から)

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 生の果実(大量摂取時)

症状: 適量であれば問題ありませんが、生の果実の大量摂取は避けてください。