1934年

瀬戸内海・雲仙(現 雲仙天草)・霧島(霧島屋久)の各国立公園が日本初の国立公園に指定。

日本初の国立公園として瀬戸内海、雲仙、霧島の3箇所が指定されました。
戦前の自然保護政策の一環として、1934年3月16日に瀬戸内海・雲仙・霧島の3地域が日本初の国立公園に指定されました。 これにより風光明媚な景観が法的に保護され、観光や自然研究の拠点として整備が進められました。 瀬戸内海国立公園は多島美と海景色で知られ、雲仙国立公園は火山地帯の温泉景観が特徴です。 霧島国立公園は九州南部の火山群と照葉樹林帯を含み、多様な生態系が残されています。 国家的な自然保護制度の第一歩となり、その後の国立公園制度の基盤を築きました。
1934年 瀬戸内海 雲仙天草 霧島屋久 国立公園
1978年

フランス・ブルターニュ半島沖で大型タンカー「アモコ・カディズ」が座礁し、史上最大の海洋汚染事故となる。

1978年3月16日、タンカー「アモコ・カディズ」が座礁し、史上最大級の海洋汚染事故を引き起こす。
フランス・ブルターニュ半島沖で原油積載タンカーのアモコ・カディズが座礁した。 船体は破損し、約22万トンもの原油が海へ流出したと推定される。 広範囲にわたる海岸線が黒く汚染され、漁業や観光業に深刻な打撃を与えた。 事故を受けて国際的な海洋環境保護の法整備や航路安全基準の強化が進められた。 公益団体による清掃活動が長期間にわたり続けられ、環境復元の教訓となった。
ブルターニュ半島 アモコ・カディズ 海洋汚染