建保2年2月4日
日本臨済宗の開祖栄西禅師が、源実朝に「茶徳の誉むる所の書」(『喫茶養生記』とされる)を献上。
1214年、臨済宗の開祖栄西が源実朝に『喫茶養生記』を献上した。
栄西(えいさい)は宋から臨済禅を日本に伝えた禅僧である。
建保2年(1214年)2月4日、鎌倉幕府第3代将軍源実朝に『喫茶養生記』とされる茶の効用を説いた書を献上した。
この書物は茶が健康を保ち、心身を修養する手段であると説き、日本における茶道の原点とされる。
栄西の献上は武家社会における茶の普及を促し、後の茶道文化発展に大きな影響を与えた。
今日では日本の茶文化を語る上で欠かせない歴史的出来事として知られている。
1214年
建保
2月4日
臨済宗
栄西
源実朝
貞享元年2月1日
浄瑠璃の竹本義太夫らが道頓堀に竹本座を開設する。
1684年、道頓堀に浄瑠璃の竹本座が開設された。
江戸時代初期、浄瑠璃は人形浄瑠璃や義太夫節と深く結びついた演劇芸術であった。
貞享元年(1684年)2月1日、竹本義太夫らは大阪・道頓堀に竹本座を開設した。
竹本座は義太夫節の名手を擁し、浄瑠璃の上演拠点として人気を博した。
この場は後に文楽(人形浄瑠璃)の発展にも大きく寄与し、
日本の伝統芸能の基礎を築く重要な文化拠点となった。
1684年
貞享
2月1日
浄瑠璃
竹本義太夫
道頓堀
竹本座
1885年
『時事新報』の社説として福沢諭吉の脱亜論が掲載される。
1885年、『時事新報』に福沢諭吉の社説『脱亜論』が掲載されました。
日本の近代化をめぐる思想論争を巻き起こした重要文献です。
1885年3月16日、『時事新報』に福沢諭吉の社説『脱亜論』が掲載。
福沢は日本が西洋列強と肩を並べるため、近隣アジア諸国との歴史的・文化的連帯を断つべきと主張。
同論説では中国や朝鮮を批判し、欧米文明への接近を強調。
近代日本の国際戦略や国民意識形成に大きな影響を与えた。
発表当時は賛否両論を呼び、後のアジア観形成に論争を残す。
現在も日本の歴史や国際関係史研究で重要な史料とされる。
1885年
時事新報
社説
福沢諭吉
脱亜論
1952年
有楽町に日劇ミュージックホールが開場。
有楽町の新スポット、日劇ミュージックホールがオープンしました。
1952年3月16日、東京・有楽町に日劇ミュージックホールが開場しました。
音楽ホールとして最新の音響設備を備え、ジャズやポップス、ミュージカルなど多彩な公演を行う場となりました。
戦後の娯楽需要増加を受け、洋楽文化やダンスショーが人気を博しました。
日劇ミュージックホールは若者文化の発信地として繁栄し、昭和のエンターテインメントシーンを彩りました。
その華やかな舞台は多くのアーティストや観客を魅了し、日本の音楽興行の歴史に足跡を残しました。
有楽町
日劇ミュージックホール
1983年
千葉県佐倉市に国立歴史民俗博物館が開館。
1983年3月16日、千葉県佐倉市に国立歴史民俗博物館が開館。
国立歴史民俗博物館は日本の歴史文化を総合的に展示する国内唯一の博物館である。
1983年3月16日、千葉県佐倉市に開館し、多彩な常設展と企画展を行っている。
考古資料や民俗資料、実物大の復元模型などを通じて、古代から現代までの人々の暮らしを紹介する。
研究機関としての機能も併せ持ち、学術的成果を踏まえた展示が特徴である。
地域の観光資源としても注目され、多くの来館者を集めている。
1983年
千葉県
佐倉市
国立歴史民俗博物館
2012年
NHKで半世紀にわたり放送されたテレビドラマ『中学生日記』が最終回を迎える。
NHKの学園ドラマ『中学生日記』が半世紀にわたる放送を終え、最終回を迎えた。教育現場の問題をリアルに描いた長寿番組として親しまれてきた。
『中学生日記』はNHKで半世紀にわたり放送された学園ドラマである。1962年に開始されて以来、中学生の日常や家族、社会問題をリアルに描き続けた。教育現場や家庭での議論を喚起し、世代を超えて支持を集めた。2012年3月16日に最終回を迎え、長年にわたる歴史に幕を下ろした。終了後もその影響はドラマ作品や教育番組に受け継がれている。
2012年
NHK
中学生日記