涅槃会

国・地域: 日本

旧暦2月15日は釈迦が亡くなったとされる日で、各寺院で釈迦の遺徳を偲ぶ法会が行われる。本来は旧暦の2月15日であるが、明治の改暦以降は新暦の2月15日や月遅れの3月15日に行う寺院もある。

釈迦の入滅を偲ぶ仏教の法要。
旧暦2月15日を入滅日とする釈迦の遺徳を偲ぶ仏教行事です。明治の改暦以降、新暦の2月15日や月遅れの3月15日に行う寺院も多く見られます。各地の寺院では涅槃図を掲げ、法要や説法が行われます。僧侶や信者が集い、釈迦の教えに思いを馳せる機会となります。報恩感謝の気持ちを新たにし、極楽浄土への願いを込める重要な法会です。
涅槃会 日本 旧暦2月15日 釈迦 2月15日 月遅れ

豊年祭

国・地域: 日本

愛知県小牧市の田縣神社で行なわれる五穀豊穣、万物育成、子孫繁栄を祈願する祭礼。この祭では、木曽ヒノキで作った直径60センチ、長さ2メートル余りの大男茎形(男性のシンボル)を御輿に載せて、厄男たちが御旅所から田縣神社まで担ぐ。

五穀豊穣と子孫繁栄を祈る田縣神社の春祭り。
愛知県小牧市の田縣神社で行われる五穀豊穣と万物育成、子孫繁栄を祈願する春の祭礼です。木曽ヒノキ製の直径約60センチ、全長2メートル超の巨大な男茎形御輿が見どころです。厄男たちが華やかな装束で御輿を担ぎ、街中を練り歩きます。参拝者は健康と繁栄を祈り、露店や音楽も加わって賑わいます。古来から続く豊作祈願の伝統行事として親しまれています。
日本 愛知県 小牧市 田縣神社

内黒田はだか参り

国・地域: 日本

千葉県四街道市の内黒田熊野神社(旧熊野三社大権現)で行われる、五穀豊穣と無病息災を祈願する神事。修験道の流れを汲み、江戸時代後期には行われていたと伝わる。鳥居脇の焚き火「かまやき」にあたると、その年は病気知らずになると伝えられている。

五穀豊穣と無病息災を願う裸参りの神事。
千葉県四街道市の内黒田熊野神社で行われる五穀豊穣と無病息災を願う裸参りの神事です。江戸時代後期から続く修験道系の伝統行事と伝えられます。参拝者は冬の寒さの中、焚き火「かまやき」にあたりながら進みます。かまやきの火に触れると一年間病気知らずになると信じられています。地域の安全と健康を祈願するユニークな祭礼です。
日本 千葉県 四街道市