1493年

クリストファー・コロンブスが、アメリカに到達した航海からスペインに帰還。

新大陸到達後の航海を終え、初めてスペインへ帰還した歴史的偉業です。
1493年3月15日、クリストファー・コロンブスは史上初の新大陸到達からの航海を終え、スペインのパロス港に帰還しました。 1492年8月に出航し、10月にバハマ諸島を発見。帰国に向け1月に出帆しました。 この帰還報告はスペイン王室に新世界の存在を伝え、大航海時代の幕開けを確定させました。 以後、ヨーロッパ諸国による植民地化と世界市場形成が加速します。 帰還船隊は財宝や先住民の捕虜を伴い、ヨーロッパで大きな話題を呼びました。
1493年 クリストファー・コロンブス アメリカ スペイン
1775年

ジョゼフ・プリーストリーが酸素の発見の概要を記した論文を提出。

イギリスの化学者ジョゼフ・プリーストリーが酸素の性質を初めて報告した論文を発表しました。
1775年3月15日、イギリスの化学者ジョゼフ・プリーストリーは酸素の気体を分離し、その性質について論文を提出しました。 彼は鉛ガラス管を用い、酸素が燃焼を助ける成分であることを示唆しました。 この発見は当時のフロギストン説を覆し、後の酸化理論発展の礎となりました。 プリーストリーの研究はアントワーヌ・ラヴォアジエらによる近代化学の確立に大きな影響を与えました。 酸素の名称は後にラテン語で「酸を生む者」を意味するOxygeniumと命名されました。
1775年 ジョゼフ・プリーストリー 酸素
1985年

アメリカのコンピュータ製造会社シンボリックスが、世界初の.comドメイン"symbolics.com"を取得。

1985年、シンボリックス社が世界初の.comドメイン「symbolics.com」を取得しました。
インターネット黎明期の1985年3月15日、コンピュータ企業シンボリックスがsymbolics.comを登録し、これが.comドメインの第1号となりました。当時のドメイン名登録はJon Postelらによる手作業で管理されており、この取得はDNS運用の先駆けとして歴史的意義を持ちます。symbolics.comは現在も稼働中で、インターネット初期の名残を伝える貴重な存在です。以後、.comドメインは商用サイトの代名詞となり、現在に至るまで最も普及したトップレベルドメインとなっています。
1985年 シンボリックス .com ドメイン
1992年

東京放送、文化放送、ニッポン放送、毎日放送、朝日放送のAMラジオ局5局が午前9時から同時に、日本初のAMステレオ放送の本放送を開始。

東京の主要5局が日本初のAMステレオ本放送を同時開始しました。
1992年3月15日、東京放送、文化放送、ニッポン放送、毎日放送、朝日放送の5局が午前9時に同時にAMステレオ放送を開始しました。 AMステレオはFMと比べて周波数の空間が広く取れない中、音質向上を実現する技術として注目されました。 従来のモノラル放送に比べて左右の分離感が増し、音楽番組の臨場感が向上しました。 放送局や受信機メーカーは対応機器の普及を図り、ステレオ対応ラジオが市場に投入されました。 その後もAMステレオは限定的な運用に留まりましたが、放送技術の多様化に寄与しました。
1992年 東京放送 文化放送 ニッポン放送 毎日放送 朝日放送 AMステレオ放送