1615年
インノケンティウス12世
(1615 - 1700)
ローマ教皇
ローマ教皇
17世紀末の教皇(在位:1691年~1700年)。
教会改革と贅沢批判に取り組んだ指導者。
1615年にナポリ近郊で生まれ、枢機卿として教会行政を担当したピニャテッリは、1691年に教皇インノケンティウス12世として即位した。
在位中は聖職者の多重叙階や贈収賄の禁止など、教会の腐敗浄化に努めた。
聖職叙階における私生児の禁止や教皇庁財政の透明化を推進し、質素倹約を強調。
さらに教皇領の行政改革や貧困層への救済事業にも注力した。
1700年に没し、その清廉な姿勢は教皇庁改革の先駆けとされる。
1615年
インノケンティウス12世
ローマ教皇
1700年